2017年5月11日

西武鉄道が2017年度事業計画を発表

2017年5月11日、西武鉄道が2017年度事業計画を発表しました。投資額は約234億円です。【車両面】【設備面】に分けて紹介します。

【車両面】
▲車両面では『S-TRAIN』として活躍する40000系電車が4編成(40両)増備される。いずれもロングシート・クロスシートに転換できる車両とするようだ。写真は終着となる所沢(SI-17, SS-22)に進入する40101F。

車両面では40000系を4編成(40両)増備します(内訳は40103F・40104F・40105F・40106F)。各編成ともロングシート・クロスシートに転換できる車両とするようです。これらの増備編成についても製造は川崎重工業兵庫工場が担当し、小手指車両基地に配置されるものと思われます。同系列は3月25日のダイヤ改正時点で50番台のM運用(『S-TRAIN』102号折り返しの平日50M運用を含む)と一部の地上運用に固定で充当されており、平日50M運用は東京地下鉄有楽町線の豊洲(Y-22)を始発とし、有楽町線内では指定券なしで乗れる貴重な列車(有楽町線内も『S-TRAIN』での運用がほとんど)であり、西武有楽町線・池袋線内は6451レとなります。

【設備面】

▲池袋線池袋(SI-01)に設置されているホームドア。今年度は同駅での設置が完了するほか、新たに設置される駅が発表された。
▲現在の新宿線沼袋(SS-06)付近。2017年4月2日から下り本川越(SS-29)方面の待避線が撤去されてホームが拡幅され、もとの下り通過線が下り本線となっている。

▲現在の東村山(SS-21, SK-05)のホームの様子。高架化工事に伴い西武園(SK-06)方面と国分寺(SK-01, ST-01)方面で発着ホームが異なっており、3番ホームの中程に車止めを2つ設置し線路を一部撤去したうえで2番ホーム・3番ホームとして国分寺方面と西武園方面の列車を分けている。

設備面ではホームドアの設置が推進され、今年度は池袋での設置が完了します。また新たに設置される駅が発表され、池袋線の練馬(SI-06)、新宿線の西武新宿(SS-01)、高田馬場(SS-02)、両路線が交わる所沢、国分寺線・多摩湖線の国分寺に設置されます。特に西武新宿、高田馬場、所沢では10000系による特急列車(新宿線系統の『小江戸』、所沢では池袋線系統の『ちちぶ』『むさし』も)が停車しますので、その点をどういうふうに解決するのでしょうか。連続立体交差事業では中井(SS-04)~野方(SS-07)間の地下化工事と東村山の高架化工事を推進します。前者のうち新井薬師前(SS-05)と沼袋ではホームの地下化が予定されていますが、沼袋では下り2番ホームの待避線が撤去されたところにホームを拡張し、もとの下り通過線が下り本線に変更されています。地下化後の駅構造がどうなるか注目ですね。また新たに野方~井荻(SS-11)間と井荻~東伏見(SS-15)間の連続立体交差事業に向けた準備を進めます。