2017年5月13日現在、東日本旅客鉄道E231系1000番台のうち小山車両センター所属の初期編成を中心に日立製作所製IGBT素子VVVFインバータ装置(特徴のひとつである『墜落インバータ』からE233系3000番台と似た音のタイプへ)の更新工事が進められています。現在はどの編成が機器未更新編成として残っているのでしょうか。
▲写真は横須賀線鎌倉(JO-07, JS-07)に進入する機器更新施工後のE231系1000番台宮ヤマU533編成(手前10両)。機器更新編成では一時的に『サークルe』ステッカーが貼付され東海旅客鉄道管内の東海道線熱海~沼津に入線することはできなかった(現在では同区間への入線が可能である)。制御装置自体だけでなく制御車と中間電動車のドアエンジンも交換されている。
2017年5月13日現在では初期編成の宮ヤマU2編成、宮ヤマU4編成、宮ヤマU6編成、宮ヤマU8編成、宮ヤマU10編成、宮ヤマU12編成、宮ヤマU14編成、宮ヤマU67編成、宮ヤマU69編成(以上付属5両9編成)、宮ヤマU512編成、宮ヤマU513編成、宮ヤマU514編成、宮ヤマU515編成、宮ヤマU516編成、宮ヤマU517編成、宮ヤマU518編成、宮ヤマU519編成、宮ヤマU522編成、宮ヤマU525編成(以上基本10両10編成)が走行機器未更新(『墜落インバータ』)で残っており、これらの編成についてはドアエンジンが交換されていません。また小山車両センター所属の2006年以降の増備編成と国府津車両センター所属のE231系1000番台は現在のところ基本編成・付属編成ともに機器更新工事を受けた編成はなく全編成で『墜落インバータ』が健在です。