2017年4月28日の平日B12運用(6504レ~)より、小田急電鉄3000形3662F(日本車両製造6次車)が車内LCD旅客案内表示器の2画面化(『小田急TV』対応化)工事施工のほか、前面帯・側面帯がロイヤルブルー帯からインペリアルブルー帯へ変更された状態で運用復帰しています。
▲日本車両製造6次車の3000形3662Fは大野総合車両所にて車内LCD旅客案内表示器が1画面から2画面(『小田急TV』対応の17インチ)に変更されたが、それと同時に8両固定編成では初めて前面帯・側面帯がロイヤルブルー帯からインペリアルブルー帯に変更されたのである。
これまで3000形のインペリアルブルー帯化は旧東急車輛製造2次車の3255F(ロイヤルブルー帯)を除く1次車・2次車(3251F~3254F[1次車]・3256F~3262F[2次車])の6両11編成(66両)に施工されましたが、8両固定編成で3次車以降の編成がロイヤルブルー帯からインペリアルブルー帯に変更されるのは今回が初めてのことと思われます。3662Fの帯が変更されたことにより、先述の6両11編成と8両1編成の合計74両がインペリアルブルー帯となりました。なお車内LCD旅客案内表示器の2画面化は8両固定編成では前回の3664Fに続いて4編成目となりますが、同形式全体では9編成目の施工であり、『小田急TV』対応は6両5編成(30両:3267F~3271F)と8両4編成(32両:3662F~3665F)の合計62両に施工されたことになります。
【3000形電車の内訳 ※2017年4月現在】 ※2次車のみ製造先別表記。
1次車(日本車輌製造):3251F・3252F・3253F・3254F
2次車(旧東急車輛製造):3255F・3256F・3257F・3258F
2次車(川崎重工業):3259F・3260F・3261F・3262F
3次車(日本車両製造):3263F・3264F・3265F・3266F・3651F・3652F
4次車(旧東急車輛製造):3267F・3268F・3653F・3654F・3655F・3656F・3657F
5次車(川崎重工業):3269F・3270F・3271F・3272F・3658F・3659F
6次車(日本車両製造):3273F・3274F・3275F・3660F・3661F・3662F・3663F
7次車(日本車両製造):3276F・3277F・元3278F(現3094F)・元3279F(現3095F)・3664F・3665F
8次車(川崎重工業):元3280F(現3091F)・元3281F(現3092F)・元3282F(現3093F)
9次車(川崎重工業):3091F・3092F・3093F・3094F・3095Fの4号車・5号車・6号車・7号車
【インペリアルブルー帯の編成 ※2017年4月現在】
1次車(日本車両製造):3251F・3252F・3253F・3254F ※1次車は全編成に施工
2次車(旧東急車輛製造):3256F・3257F・3258F
2次車(川崎重工業):3259F・3260F・3261F・3262F
6次車(日本車両製造):3662F ※8両固定編成では初めての施工
【『小田急TV』対応の編成 ※2017年4月現在】
4次車(旧東急車輛製造):3267F・3268F
5次車(川崎重工業):3269F・3270F・3271F
6次車(日本車両製造):3662F・3663F ※3663Fは8両固定編成で初めて施工
7次車(日本車両製造):3664F・3665F