2017年5月10日、京浜急行電鉄が2017年度事業計画を発表しました。投資額は約219億円です。
【車両面】
▲新造車両はステンレスの新1000形。今年度分は36両とあったが、6両編成と8両編成の割合が気になるところ。側面のデザインは1601編成や1177編成などと同じになるものと思われる。ちなみに制御装置は1367編成では東芝製IGBT素子(PMSM)、1177編成では初めて三菱電機製SiC素子が採用されたが、今年度の新製車両では果たして・・・。
▲1405編成以外で初めて走行機器の更新工事が施工されたアルミ車4両編成の1401編成。機器更新前はシーメンス製のGTO素子であったが、機器更新後は1405編成と同じく東芝製のIGBT素子に。今年度は8両に施工されることになっているが、4両2編成が有力か。しかし8両1編成の可能性もあり得る。
新造車両はステンレス仕様の新1000形36両で1601編成や1177編成などに準じた仕様となるほか、走行機器の更新工事がアルミ車の新1000形に実施されます。8両とあったので4両2編成か8両1編成に施工されるものと思われます。4両編成は1401編成・1405編成が東芝製IGBT素子に更新されていることから、4両編成の動きに注意が必要です。
【設備面】
設備面では井土ヶ谷(KK-42)、金沢文庫(KK-49)、金沢八景(KK-50)、堀ノ内(KK-61)、京急長沢(KK-69)、三浦海岸(KK-71)での駅舎及びホーム改修改築工事などを実施するほか、大師線の連続立体交差事業として東門前(KK-24)~小島新田(KK-26)での地下化工事を推進します。