2017年5月8日

小田急電鉄4000形4053Fが5月6日に一遍に4つの運用に流れた!?

2017年5月6日の小田急電鉄4000形4053Fの運用の流れが特殊で、土曜休日E20運用→土曜休日C11運用→土曜休日C12運用→土曜休日C20運用と流れ、1日に4つの運用に充当されていたことが分かりました。なぜそのような流れになったのか詳しく見ていきましょう。
▲ゴールデンウィーク期間中の5月6日に特殊な動きで4運用に充当されていた4000形4053F(この編成の写真は2016年1月6日撮影)。

同編成の流れとしては5月4日に大野総合車両所を出庫して1007レ1323レ(土曜休日E18運用)に入り、その運用は最終的に秦野(OH39)3番ホームで留置となるために5日は6802レ1317レ(土曜休日E19運用)にそのまま順当に流れ、その運用は最終的に相武台前(OH30)4番ホームで留置となるために、6日は土曜休日E20運用にそのまま流れますが、土曜休日E20運用の最初は早朝に大野総合車両所へ一度入庫するための回送列車(回9102レ、相模大野[OH28]05:41着)であるため、営業列車に入るには再出庫が必要となるわけです。通常の土曜休日E20運用の再出庫であるならば1210レ(相模大野06:38発)ですが、4053Fはその1本前、本来の運用の約20分前に出庫する急行、すなわち土曜休日C11運用にあたる1208レ(相模大野06:18発)に充当され、折り返しは喜多見検車区に入庫となります。ここで運用が終了かと思いきや、喜多見検車区に入庫後の約30分後に再び出庫し、土曜休日C12運用で成城学園前(OH14)から新百合ヶ丘(OH23)3番ホームまで回9181レで送り込まれ、7627レ7634レ7635レと多摩線を1.5往復して喜多見検車区唐木田出張所に入庫となります。ここで運用が終了かと思われていましたが、昼前には東京地下鉄千代田線に直通する1806レ~千代田線往復~1835レ1844レ(土曜休日C20運用:47E)で再び出庫し、最終的に綾瀬検車区に夜間滞泊になったようです(そのため7日は綾瀬検車区出庫となる土曜休日C21運用に充当された)。このため4053Fは5月6日だけでも相武台前4番ホームの出庫に始まり、大野総合車両所・喜多見検車区・喜多見検車区唐木田出張所で3回再出庫し、C11・C12・C20・E20と4つの運用に充当することができたようで、最終的に綾瀬検車区入庫となっていたようです。土曜休日ダイヤの発着時刻からE20→C11→C12→C20の運用が可能だったものと思われますね。

【5月6日の4000形4053Fの動き】
相武台前4番ホーム→回9102レ(E20)→大野総合車両所→1208レ(C11)→喜多見検車区→新百合ヶ丘3番ホーム→7627レ7634レ7635レ(以上C12)→喜多見検車区唐木田出張所→1806レ~千代田線往復~1835レ1844レ(以上C20:47E)→綾瀬検車区