2025年2月26日

【“みまモニ”搭載車が現る】東武鉄道80000系81504F・81505Fが南栗橋車両管区へ甲種輸送される

2025年2月25日、近畿車輛製造で製造された東武鉄道野田線(アーバンパークライン)向けの5両固定編成の新型車両80000系81504F81505Fが南栗橋車両管区(配置は七光台支所)に向けて甲種輸送されています。
▲5両固定編成の80000系の甲種輸送が再び実施され、ついに5編成となった。全車新製車両はあと2編成となっており、残るは5両中4両を新製したうえで、60000系の中間付随車1両を転用して組み込まれる。今回出場した80000系のうち、サハ83504・サハ83505には『みまモニ』と称された車両が連結されており、検測装置が搭載されている。

2024年度新製の80000系の最後となる2編成(10両)で、所定の5編成が揃いました。編成はクハ81504+モハ82504+サハ83504+モハ84504+クハ85504から成る81504Fと、クハ81505+モハ82502+サハ83505+モハ84505+クハ85505から成る81505Fとなります。このうち、3号車のサハ83504・サハ83505の屋根上に架線・信号・軌道・地上子などを検測する装置を備えており、サハ83504は床下機器の線路設備モニタリング装置などが本設置とされており、サハ83505は準備工事にとどまっていますが、小田急電鉄5000形5063F5064Fのようにこれらの機器が搭載ができるようになっています。3号車に検測装置などを備えたことにより、一部側面窓がなくなっており、編成内に洋式トイレが設置されているかのように見えますが、その部分に虫眼鏡を模した『みまモニ』と書かれたステッカーが貼付されており、東日本旅客鉄道E131系の線路モニタリング装置搭載編成のようにその当該部分にも機器が搭載されているものと思われます。小田急電鉄5000形のようにこの2編成が検測機能を備えたことで、営業運転を行いながら検測が可能になるものとみられます。

2025年2月25日

【来年度の譲渡第1弾か?】東急電鉄9000系9005F(5両固定編成)、長津田車両工場入場で西武鉄道譲渡に向けた動きか

2025年2月25日、東急電鉄大井町線の9000系9005F(5両固定編成)が長津田車両工場に自走回送され入場しました。同編成は20日の平日113運用(溝0949←大0919・緑の各駅停車)を最後に運用を離脱していて、すでにドアステッカー類が撤去されているため、西武鉄道への譲渡を含めた動きが注目されています。
▲2013年まで東横線、同年以降から大井町線で活躍した9000系9005Fがついに運用を完全離脱した。2025年度からの西武鉄道譲渡に向けた動きと思われる。なおドアステッカー類は5号車の九品仏(OM-11)でのドアカット関連を除いて撤去されている。
▲9000系の後継として6020系7両固定編成をベースとした、5両固定編成の新型車両が総合車両製作所横浜事業所で新製されている。5両固定編成は9000系や元2000系を置き換える数となるので、15編成以上は確実か。

9000系9005Fの新製配置は東横線元住吉検車区で、9001F9010Fとともに2013年3月のダイヤ改正(東京地下鉄副都心線との相互直通運転開始)まで自社の東横線と相互直通運転先の横浜高速鉄道みなとみらい線で運用されていました。東横線での運用を終了したあと転用改造で大井町線に正式に転配され(長津田検車区に転属)、運用離脱する2025年2月20日まで大井町線の青各駅停車・緑各駅停車を中心に運用を続けてきました。東横線では新製から約25年間、大井町線では約12年間の活躍でした。今回運用離脱となった9005Fは西武鉄道への譲渡第1弾になるものと思われます。なお同編成の車内は木目調で東横線から最後の方に転用されたこともあってか、列車番号表示器が白色LEDに更新されることはありませんでした。入場後にクハ9005とデハ9205、デハ9405、デハ9605とクハ9105に分割されて部品取りが行われていますので、譲渡の際にどのような動きを見せるのか不透明ですね。

なお西武鉄道には元小田急電鉄8000形を譲受し転用改造を施した国分寺線専用の8000系が国分寺線以外の路線で試運転を続けています。東急電鉄9000系でも譲受が行われる予定で、こちらは8000系と異なり、多摩川線・多摩湖線・狭山線・秩父線向けに導入される見込みとなっています。なお多摩湖線などで池袋線系統から転用された9000系が4両固定編成で運用されており、東急電鉄9000系を譲受すると、系列名が被ってしまいます。東急電鉄からの譲受車両の系列名をどうするのか、今後の状況がいささか気になるところです。

【装飾は控えめに?】京王電鉄9000系のサンリオキャラクターのラッピングトレイン、リニューアルを発表

2025年2月20日、京王電鉄が9000系9731F(10両固定編成)で約6年間にわたり運転されていたサンリオキャラクターのラッピングトレインをリニューアルし、3月8日に若葉台検車区で撮影会を行い、3月10日から営業運転に投入することを発表しました。
▲9000系10両固定編成の9731Fを使用したサンリオキャラクターのラッピングトレイン、リニューアルで復活となるが、リニューアル更新工事を施工した9731Fを引き続き使用することが予想されるため、前回のフルラッピングよりはラッピングは控えめとなる。

この編成の前回のサンリオキャラクターのラッピングトレインはフルラッピング車両となっていましたが、新たなラッピングトレインはリニューアル更新工事を施工した9731Fを再び起用する関係からか、ラッピングは以前よりも控えめとされ、前面部は京王多摩センター(KO-41)と同じ装飾の色合いとなっている濃紺と金色のを乗務員扉部分まで配色したものとなっており、側面部はキャラクターを戸袋部分にラッピングしたものとなっています。先頭車のヘッドマークが再び復活するほか、運用開始2日前の3月8日に若葉台検車区で撮影会が行われる見込みです(受付終了済)。制御装置が更新されていることを考慮して、当面のあいだは東京都交通局新宿線に入線しない運用に充当されるものと予想されています。

2025年2月24日

【1周年にちなんで…?】相模鉄道11000系11001Fに『相鉄ポイント・相鉄ポイントマイル』ラッピング車両

2025年2月17日の7707レ(平日67運用・湘0610←俣0553)より、相模鉄道グループでは『相鉄ポイント・相鉄ポイントマイル』がスタートして今年で1周年となることを記念して、11000系11001Fに『相鉄ポイント・相鉄ポイントマイル』のラッピングを施して運転しています。運転期間は3月末までとなる見込みです。
▲11000系11001Fが『相鉄ポイント・相鉄ポイントマイル』1周年記念のラッピング車両となった。海老名(SO-18)以外の各駅に設置されたホームドアに合わせてか、戸袋部分の上部に『SOTETSU POINT』のロゴが配置されている。

『相鉄ポイント・相鉄ポイントマイル』ラッピング車両は両先頭車前面部に『相鉄ポイント会員募集中』のヘッドマーク、側面部に『SOTETSU POINT』のロゴマークがホームドアの部分を避けるように配置されており、ヘッドマークはクハ11001・クハ11901で異なっており、クハ11001はポイントカードが左上、スマートフォンを持ったそうにゃんが右下に配置されているのに対し、クハ11901ではその逆となっています。なお『そうにゃんトレイン』とは異なり運用が公表されていませんのでご注意。なお11000系11001Fでは『10代目そうにゃんトレイン』に起用されていたことがあり、それ以来のラッピング電車となるようでしょうか。

【まさか特殊経路?】東日本旅客鉄道の東海道線特急『踊り子53号』、途中一部区間を東海道貨物線経由で運転されていた!?

2025年2月10日から28日までの平日限定で、東日本旅客鉄道E257系2000番台(都オオ)を使用した臨時列車となる特急『踊り子53号』(9053M列車・下1042←東0752)が運転されています。この列車では途中の通過運転区間が特殊なものとなっています。
▲E257系2000番台は定期列車の『湘南』『踊り子』だけでなく臨時列車の『踊り子』にも充当されるが、その補填として5000番台が充当されることがある。5000番台の充当列車は時刻表の備考欄に座席上方ランプ搭載なしの記載があるので参照してほしい。
▲平日の臨時列車の『踊り子』にE257系5000番台(写真は都オオOM-92編成都オオOM-93編成)を使用する列車もあり、基本的には8057M列車(下1212←東0930)と8064M列車(下1601→東1849)が該当し、いずれも横浜(JT-05)と熱海(JT-21)の間は途中無停車だ。

基本的に『踊り子』(臨時列車および『サフィール踊り子』を除く)の停車駅は基本的に統一されており、東京(JT-01)発着列車では東京・品川(JT-03)・横浜・大船(JT-07)・小田原(JT-16)・湯河原(JT-20)・熱海・伊東(JT-26)・伊豆高原(IZ-06)・伊豆熱川(IZ-09)・伊豆稲取(IZ-11)・河津(IZ-13)・伊豆急下田(IZ-16)に停車するのですが、平日臨時の9053M列車は大船が通過となっているほか、8057M列車8064M列車は横浜~熱海間が途中無停車となっています。このうち、定期『踊り子』の停車駅から大船を除外した9053M列車では茅ケ崎(JT-10)付近から東海道貨物線に転線して小田原付近まで走行し、そのあと小田原の3番線に転線して停車する経路となっており、茅ケ崎→小田原だけは旅客線ではなく貨物線を走行する列車で密かに注目を集めているようです。

これは平塚(JT-11)3番線・4番線がともに列車で塞がれるための措置です。まず9053M列車の約5分前に横浜を発車した1529E列車がおり、同列車は大船で待避を行わずに先行、横浜を1529E列車と同じ時刻で発車した2837Y列車が大船で9053M列車の待避を行っており、大船で1529E列車を追い抜かないダイヤとなっているためです。大船を出ると平塚まで待避ができないので、1529E列車はそのまま平塚に先着します(同駅4番線到着)。このとき3番線には同駅始発の3084M列車(平0845→東0938)が停車しており(平塚8時45分発)、下り線に繋がる3番線・4番線をすべて塞いでしまいます。しかし小田原の発車時刻表を確認すると9053M列車は同駅8時58分着、59分発で、1529E列車は同駅9時07分着、08分発となっており、どこかで列車の追い抜きを行わないと9053M列車が小田原に先着できません。平塚の次の待避可能駅となる国府津では1529E列車の待避が設定されていないため、9053M列車は茅ケ崎付近からあえて東海道貨物線に転線することで、平塚付近で1529E列車が時間調整で約3分間停車している前後に追い抜くようになっており、旅客線側の1529E列車3084M列車に支障しないよう貨物線転線のダイヤが組まれているようです。このためE257系2000番台が『踊り子』として東海道貨物線を走行するシーンが展開されています。新宿(JS-20)発の下り特急『湘南』では茅ケ崎を発車したところまで東海道貨物線を走行しますが、平塚に停車する関係から旅客線に転線しますので、臨時列車ではありますが茅ケ崎以西の貨物線を特急『踊り子』が走行するのは珍しい光景となっています。

28日までの平日限定ではありますが、一部区間で東海道貨物線を走行する『踊り子』、なかなか面白いと思います。

【幕張での組込は最後?】東日本旅客鉄道E233系0番台都トタH55編成にグリーン車2両を組み込みへ

2025年2月21日、東日本旅客鉄道E233系0番台都トタH55編成(クハE233-55以下6両+クハE233-513以下4両)が豊田車両センターから幕張車両センターに自走回送されました。幕張車両センターでグリーン車2両の組み込み作業を実施するものと思われます。
▲3号車のモハE232-55と4号車から6号車に変更する予定のモハE233-855の間にグリーン車を組み込むこととなったE233系0番台都トタH55編成。国府津車両センターでのグリーン車の組込作業が完了し、幕張車両センターでのグリーン車の組込作業もいよいよ最後となりそうか。

E233系0番台都トタH55編成は幕張車両センターでグリーン車の組込作業が実施される最後の編成と思われます。この編成は“10 CARS”ではなく“Chuo Ome Line”のステッカーを掲出しており、同じステッカーを掲出していた都トタH50編成にも組み込まれましたので(サロE233-28+サロE232-28のユニット)、幕張車両センターに残されたグリーン車1ユニットが連結される見通しです。

【E233系0番台グリーン車組み込み対象外】現時点で2編成
都トタH49編成(運用離脱中)・都トタT71編成(4号車トイレ未設置)

2025年2月22日

【普通運用でデビュー】京成電鉄3200形(3204編成+3205号車+3206号車)が営業運転を開始

2025年2月22日、日本車輌製造豊川製作所にて製造された京成電鉄3200形6両(3204編成モハ3206+モハ3205を連結)が営業運転を開始しました。京成上野(KS-01)寄りからモハ3204+モハ3203+モハ3202+モハ3201+モハ3206+モハ3205となっています。
▲2両単位で柔軟に編成車両数を変更できる2代目3200形がなんと『2並びの日』にデビューを果たした。4両・6両で状況に応じた運用が可能となる。なお3500形では2両単位で組成し6両ないし4両を基本にどちらか片方の先頭車に2両を連結し6両、または4両を基本にその両端に2両ずつを連結し8両で運用されていたことがあった。

編成は京成上野寄りの3204編成(モハ3204+モハ3203+モハ3202+モハ3201)を基準に京成成田(KS-40)寄りにモハ3206+モハ3205を連結した組成とされ、令和に登場した電車では珍しく気動車のように先頭車と中間車(モハ3201モハ3206)が連結されている状態となっています。ただし制御電動車に転落防止放送が備えられており、6両以上となる場合には制御電動車と中間電動車の連結状態でも転落防止放送が流れるようになっています。営業発列車は京成臼井(KS-34・旧うすい)7時37分発の京成上野行き普通列車(土曜休日09運用)でした。2025年度はどのくらいの両数の3200形が増備されるのかわかりませんが、3500形の置き換えを踏まえて4両編成単位(制御電動車+中間電動車+中間電動車+制御電動車)または2両単位(制御電動車+中間電動車)での組成を考慮すると次の車両も偶数両分の増備が予想されます。

【すべて解体か】西武鉄道2000系2083F(8両固定編成)が横瀬車両基地に自走回送される

2025年2月17日、西武鉄道新宿線・拝島線系統などで活躍した2000系2083F(8両固定編成)が小手指車両基地から横瀬車両基地へ自走回送されました。廃車解体処分のためと思われます。
▲新宿線・拝島線系統で活躍していた2000系2083Fが旅立った。すでに小手指車両基地に40000系8両固定編成の48152Fが納車されており、これに置き換えられた可能性がある。
▲西武鉄道8000系8103F(元小田急電鉄8000形8261F)は今後玉川上水車両基地への出入庫で入線するかもしれない新宿線・拝島線と、今後入線しないであろう多摩湖線を試運転で走行した。なお先頭車の台車の一部がPQ軸となっている、何らかのデータ測定があったか。

2000系2083Fは新製配置が小手指車両基地(池袋線系統)で、そのあと30000系の増備などにより南入曽車両基地(新宿線系統)に移り、それ以降は貸出時を除き、新宿線系統での運用が行われ、私も数える程度ですが何度か乗った記憶があります。小手指車両基地で空調装置の交換を実施していたことから、全車両が解体処分になるものと思われます。なおこの編成の廃車除籍処分の穴埋めとして2089Fが転入しており、池袋線系統から2000系を撤退させて、新宿線系統に集約させる狙いがあるものと思われます(玉突きで廃車となった編成がいる)。また新宿線系統では国分寺線専任になるであろう8000系8103Fの試運転が20日に実施され、新宿線や拝島線のほか、多摩湖線を走行しました。拝島線玉川上水(SS-33)~拝島(SS-36)間と多摩湖線は初入線となったようで、先頭車にPQ軸を取り付けられた経緯から、何らかの測定などデータ収集が行われたものと思われます。なお8000系の所属は新宿線で運用されないことを考慮すると玉川上水車両基地になるものと思われます。5月に就役する8000系の活躍が楽しみですね。

2025年2月21日

【最後の旅路へ】東海旅客鉄道923形0番台『ドクターイエロー』幹トウT4編成が浜松工場に自走回送される

2025年2月20日、東海旅客鉄道923形0番台『ドクターイエロー』の幹トウT4編成が所属先から浜松工場へと自走回送されました。廃車除籍処分のためと思われ、愛知県名古屋市の『リニア・鉄道館』に保存展示される7号車の923-7以外は解体となる見込みです。
▲2001年の登場から約24年間、東海道新幹線の安心安全な運行を続けるための大きな役割を果たした923形0番台 『ドクターイエロー』の幹トウT4編成が旅立った。西日本旅客鉄道の923形3000番台幹ハカT5編成が0番台幹トウT4編成の後を継ぐ形となっているが、同編成も2027年以降に引退となる。
▲『ドクターイエロー』は923形3000番台の1編成が残っている。あと2年ほどは幹ハカT5編成の検測運転が見られる。

923形0番台『ドクターイエロー』は700系をベースとした7両固定編成で東海旅客鉄道保有の編成が1月29日の検測運転をもって検測運転を終了していました。西日本旅客鉄道保有の幹ハカT5編成は引き続き使用されますが、同編成についても2027年までに退役が決まっています。今回の回送で自走する姿は最後となり、『リニア・鉄道館』に保存展示される7号車の923-7を残して解体処分になるものと思われます。せめて浜松工場内に1号車の923-1を保存できないものでしょうか…。

【三田線は8両増える】東京都交通局が2025年3月15日実施のダイヤ改正の概要を発表

2024年2月14日、東京都交通局が同年3月15日に実施の三田線・新宿線・大江戸線のダイヤ改正の概要を発表しました。
▲三田線では平日の夕夜間ラッシュ時間帯に6300形(6両固定編成)以外の8両固定編成で運転できるように運用を見直す。また一部列車の行先時刻を変更する。なお三田線で運転される8両固定編成は(東京地下鉄南北線乗り入れ車両を除き)6300形以外の車種となっている。
▲新宿線では京王電鉄との直通運転拡大や平日の日中時間帯の新宿(KO-01,S-01)発着列車の笹塚(KO-04)発着への変更、また平日に大島(S-15)始発笹塚行きの急行が夕夜間ラッシュ時間帯前の17時台に運転される。
▲大江戸線は平日夕夜間ラッシュ時間帯の列車を増発する。ただし一部は清澄白河(E-14)発着となり、新宿西口(E-01)・都庁前(E-28)方面には行かないものもあるので注意だ。

三田線では平日の夕夜間のラッシュ時間帯などに8両固定編成で運転する列車を多くするため運用を見直します(例…6300形でも運用されるT運用を主にK運用・G運用に変更する)。これにより混雑を緩和する狙いがありそうです。それ以外は一部列車の行先時刻の変更があります。

新宿線では平日の日中時間帯と土曜休日の9時台・17時台に存在する新宿発着列車(新宿線内完結列車)を京王電鉄に直通させ、笹塚発着に変更することで、笹塚で京王本線新宿発着列車と対面で乗継させることにより、新宿での上下移動を伴う乗継が不要となり、利便性が向上します。また平日夕方ラッシュ時間帯前の17時台に大島発笹塚行きの急行を設定、18時台に大島・本八幡方面の各駅停車を増便し、帰宅客の需要に応えるものとなっています。それ以外は一部列車の行先時刻の変更があります。

大江戸線では平日の夕夜間ラッシュ時間帯に都庁前~飯田橋(E-06)~六本木(E-23)~光が丘(E-38)間の2往復分、清澄白河~六本木~光が丘間の1往復分が増便となります。それ以外は一部列車の行先時刻の変更があります。

2025年2月20日

【また1本基本編成が】東日本旅客鉄道E217系都クラY-37編成が長野総合車両センターに配給輸送される

2025年2月20日、東日本旅客鉄道鎌倉車両センター所属のE217系都クラY-37編成(クハE217-37以下11両)が新潟車両センター所属のEF64形1030号機の牽引で所属先から南武線経由で長野総合車両センターへ配給輸送されました。廃車解体処分と思われます。
▲E217系都クラY-37編成がEF64形1030号機に導かれて帰らぬ旅へ。いよいよE217系の置き換えが完了に近づこうとしている。
▲今回も牽引を担当したEF64形1030号機。E217系の配給輸送、最後までこの電気機関車が活躍するかも。

配給輸送された都クラY-37編成は1998年度前半に製造された6次車の最後にあたり、約27年間の活躍でした。この系列は2025年3月のダイヤ改正で運用離脱と予想され、早めの記録を推奨します。なお同編成はグリーン車以外は現在の総合車両製作所新津事業所(旧新津車両製作所)で製造されていました。グリーン車は新津事業所では製造していないため、現在の総合車両製作所横浜事業所(旧東急車輛製造)で製造されたグリーン車(サロE217-37+サロE216-37)を連結していました。E217系の最後の編成が退役となるとき、復刻塗装編成のようなトラブルになることは想像がつきそうですね…。

2025年2月19日

【付属編成ラストか】東日本旅客鉄道E235系1000番台都クラJ-44編成が総合車両製作所新津事業所より登場

2025年2月13日、総合車両製作所新津事業所で製造された東日本旅客鉄道E235系1000番台の付属編成の最後と思われる都クラJ-44編成(クハE235-1144以下4両)が出場し、試運転を信越本線内で実施しました。後日鎌倉車両センターに配給輸送される見込みです。
▲E235系1000番台都クラJ-44編成が総合車両製作所新津事業所から出てきた。付属編成はE217系の46編成よりも2編成少ない44編成となりそうだ。基本編成も都クラF-49編成のみを残しており、同編成も出場となれば、試運転と配給輸送は間近だ。

今回登場した都クラJ-44編成は横須賀線内基準で東京(JO-19)寄りからクハE235-1144+モハE235-1144+モハE234-1144+クハE234-1144と組成されており、引き続きコストカット仕様のままとなりました。E235系1000番台自体も残るは都クラF-49編成となっており、出場すれば配給輸送が近づいてきます。2025年3月15日のダイヤ改正実施を前にE217系が営業運転を離脱するものと見込まれており、2024年度中にE235系1000番台の製造が完了を迎えることになりそうです。E217系もいつまで見られるかは分かりませんが、トラブルにならないよう最後の雄姿を見守りたいものです。

2025年2月18日

【新たな情報も判明】2025年3月15日実施のダイヤ改正から小田急電鉄ロマンスカーのダイヤを読み解く

2025年2月14日、小田急電鉄では同年3月15日にダイヤ改正を実施しますが、今回の改正におけるロマンスカーの全時刻表が公表され、これと同時にロマンスカー“GSE”70000形(70051F70052F)の同日以降の運用が公表されました。今回の改正で『ホームウェイ』の増発のほか、小田原線伊勢原(OH36)・秦野(OH39)に停車する列車が増えます。
▲ロマンスカー“EXE”30000形は30055F+30255F30057F+30257Fが活躍中だが新型のロマンスカーに置き換えられる見込み。このハーモニックパールブロンズの2編成は確実に狙っておきたい。なお“EXEα”は今後も引き続き運用されるが、2016年度リニューアルの30051F+30251Fだけはコンセントが設置されていない
▲東京地下鉄千代田線に直通する『メトロはこね』から東海旅客鉄道御殿場線に直通する『ふじさん』まで、愛称の名の通りにマルチに活躍するロマンスカー“MSE”60000形。こちらもコンセントは設置されていないので注意だ。土曜休日は引き続き予備運用なしとなってしまうのだろうか。
▲のロマンスカー“GSE”70000形70051F70052Fは運用が公表されていることから引き続き2編成2運用体制になりそう。土曜休日に固定運用の設定があり、(仮)土曜休日N31運用になる可能性が。平日は1運用が再び喜多見検車区一旦入庫となる可能性が。

2025年3月15日実施のダイヤ改正では列車番号の百の位が2(すなわち02**レ)の列車が消滅しており、停車駅が特殊なパターン(小田原線内途中無停車の『スーパーはこね』を含む)は列車番号の百の位が7(すなわち07**レ)の列車に統一されているようです。このため基本的に列車番号は百の位が0(町田(OH27)・海老名(OH32)・伊勢原停車)、百の位が1(町田・本厚木(OH34)・秦野停車)、百の位が3(新百合ヶ丘(OH23)・相模大野(OH28)・本厚木・秦野停車)、百の位が4(『メトロモーニングウェイ』、『メトロはこね』、『ふじさん』)、百の位が5(『えのしま』『メトロえのしま』など江ノ島線が絡む列車)、百の位が6(『ホームウェイ』『メトロホームウェイ』)、百の位が7(停車駅が特殊なパターン)、百の位が9(『モーニングウェイ』)に整理されており、臨時特急列車は通常時使用されることがない百の位が8(ダイヤ改正前の土曜休日の『さがみ』1往復の箱根湯本(OH51)延長運転時に適用されていたが、『はこね』とはならず)となっています。使用車種(車型)は“E”が“EXE”・“EXEα”30000形、“M”が“MSE”60000形、“G”(固定運用・新土曜休日N31運用の可能性)が“GSE”70000形となっており、『展』とある列車は基本的には展望席を備える“GSE”70000形の充当となっています。黒い三角(▲)は日によって車種が変わる場合があります。三角のマークのある列車の車型については当該日程の約1ヶ月前から“e-Romancecar”の空席照会で確認できます。

では今回判明した分を簡単にご紹介します。
  • 『モーニングウェイ』『ホームウェイ』の列車番号整理により百の位の6と9の混在から前者は9に、後者は6に統一し、前者は本厚木以西始発の列車が1桁号数~に変更
  • 列車番号の百の位が2の列車が消滅、特殊停車駅のパターンは百の位が7に整理
  • 伊勢原停車列車は50号~・60号~限定の『はこね』『さがみ』から大幅に変更
  • 海老名・本厚木以西におけるロマンスカー停車駅すべてに停車する列車が誕生
  • 『スーパーはこね』は土曜休日下り2本のみを維持(車種も改正前と変わらず)
  • 『はこね』『えのしま』併結列車の号数が21号~から31号~に変更
  • 『メトロえのしま』併結列車を含む『メトロはこね』の停車駅に伊勢原が追加
  • 停車駅が町田と本厚木のパターンの列車の停車駅に秦野が追加
今回のダイヤ改正で平日の22時台のホームウェイが3本(現行の0921レ(平日N74運用)・0923レ(平日N32運用)から新0621レ・新0623レ・新0625レ)となり、車両数・座席数の少なさ(現行の0921レは“MSE”60000形の6両固定編成、0923レは“GSE”70000形の充当)から満席率の高かった22時台を“EXE”・“EXEα”30000形10両で補填しているほか、伊勢原・秦野停車の列車数増加で両駅での通過待避から両駅での急行・快速急行との接続待避が大幅に増えそうです。ロマンスカー通過駅からの利便性も考慮されていますね。

また今回の改正で新たに『メトロはこね』の停車駅に伊勢原が追加されて『メトロはこね』全列車停車駅となります。同駅に『メトロはこね』が臨時で停車する機会はありましたが、定期的に停車するのは初めてとなりますね。なお相模大野で分割併合となる場合の『メトロはこね』も含まれますので、東京地下鉄千代田線内の特急停車駅と大山ケーブル(大山阿夫利神社)最寄り駅の伊勢原を結ぶロマンスカーの乗車が可能となります。伊勢原到着後は神奈川中央交通西伊勢原営業所のバス(伊10系統・伊11系統)に乗り継ぐことができ、特に土曜休日の新0491レ(伊勢原10時00分発)では伊11系統の大山ケーブルバス停に直行するバス(現行では北口3番バス乗り場から10時18分発)に乗り継げます。つまり『メトロはこね』の伊勢原停車により、千代田線内の特急停車駅から伊勢原市の大山(阿夫利神社)へのアクセスがより便利になります。なお伊勢原~千代田線内特急停車駅間の特急料金は事前購入で大人860円(小人430円)となります。

また伊勢原・秦野停車列車が増えたことで、海老名・本厚木以西の特急停車駅すべてに停車する列車が誕生しています。列車番号の百の位が7の列車で、海老名・本厚木(どちらか片方が多い)~小田原(OH47)・箱根湯本間の特急停車駅すべてに時刻が書かれている列車が該当します。ちなみに新宿から伊勢原・秦野まで乗車となる場合の特急料金は事前購入で大人750円(小人380円)となります。あとは運用の流れがどうなるのか調査出来る限りしてみたいと思います。

2025年2月17日

【あの青帯は消えた?】東海旅客鉄道N700系1000番台幹トウG25編成が『Wonderful Dream Shinkansen』に

2025年2月17日、東海旅客鉄道浜松工場でN700系1000番台(N700A)幹トウG25編成に東京ディズニーシーの新エリア、ファンタジースプリングスに登場するキャラクターたちを車体に装飾した『Wonderful Dream Shinkansen』が報道向けに公開され、同月21日の名古屋発の632A列車(名0643→東0842)から営業運転に投入される見込みです。
▲東京ディズニーシーの新エリアのキャラクターをラッピングした『Wonderful Dream Shinkansen』となったのはN700系1000番台幹トウG25編成である。運転時刻が公表され、運用は3タイプに限られており、『のぞみ』は一部のみでそれ以外は『ひかり』『こだま』のみの運用となる。
▲東日本旅客鉄道東北新幹線ではE5系幹セシU6編成を使用した『Magical Journey Shinkansen』を運転中だ。運転時刻はホームページに公表されている。

N700系1000番台の特徴である青帯はラッピングにより消えているほか、側面車番の付近のJRマークは東海旅客鉄道のオレンジからシルバーに変更されています。また7号車~10号車(7号車はS Work車両、8号車~10号車はグリーン車)以外の普通車両のヘッドカバーなどが変更されているほか、車内メロディは『輝く未来』となるようです(それ以外の東海所属編成は『会いに行こう』となっている)。当該編成の運用はホームページにて公表されており、初日の21日は名古屋発のひかりで運用されたあと、東京~新大阪間をのぞみで1.5往復します。この期間限定ラッピング車両は9月中旬までの予定です(調整中の日程の場合は続報を待ちましょう)。

【N700系1000番台幹トウG25編成『Wonderful Dream Shinkansen』の運用】
運用A/運用B(運用Bは  715A列車まで)
  636A列車(阪0642→東0942)
  715A列車(阪1351←東0957)
  736A列車(阪1454←東1848)
  659A列車(阪2203←東1903)

運用C(初日の2月21日のみ運転)
  632A列車(名0643→東0842)
  213A列車(阪1130←東0900)
  238A列車(阪1700→東1927)
9465A列車(阪2212←東1942)

2025年2月16日

【当初予定数が出揃う】横浜市交通局10000形10021Fの中間増備車2両が甲種輸送される

2025年2月14日、横浜市交通局グリーンライン10000形10021F(4両固定編成)に組み込むための中間増備車である10023+10024の甲種輸送が実施されています(牽引は日本貨物鉄道EF65形2084号機)。この2両が川和車両基地に搬入されたのち、同編成の6両固定編成化改造が実施される見通しです。

▲今後川和車両基地で6両固定編成化改造を受けるであろう10000形10021F。これで同形式の6両固定編成化は10編成目となり、10000形中間増備車の製造はここで一旦終了となる。すなわち中間増備車が登場しなかった編成はこの先も当面4両固定編成のままとなりそうか。
▲10000形で6両固定編成に増強されたのは10011F10031F10081F10101F10111F10121F10131F10141F10151Fで、今回の10021Fで一旦終了となる。今後も4両固定編成と6両固定編成が混在するので、乗車前に両数を必ず確認しよう。

10000形の中間増備車はこれで10編成目となり、当初の予定数(10編成分)に到達しました。登場当時からの4両固定編成のまま残るのは10041F10051F10061F10071F10091F10161F10171Fの7編成となります。10021Fは川和車両基地で6両固定編成への改造を受けるものとみられます。これで10000形の4両固定編成のまま残った編成と6両固定編成に増強された編成が判明することとなりました。10000形自体も中間増備車の登場で4両固定編成17編成(68両)から20両増えて合計88両となりました。

【川和車両基地10000形在籍状況】全17編成88両(中間増備車含む) 2025年2月16日現在
《4両固定編成》  8編成32両 ※10021Fに10023+10024を増結予定
10021F10041F10051F10061F10071F10091F10161F10171F
《6両固定編成》  9編成54両
10011F10031F10081F10101F10111F10121F10131F10141F10151F

【6両のロイヤルブルー消滅】小田急電鉄3000形3270F(旧川崎重工業5次車・6両固定編成)、リニューアル更新工事施工か?

2025年2月12日の平日A30運用(5102レ1052レ5315レ5325レ)を最後に営業運転を離れた小田急電鉄3000形3270F(旧川崎重工業5次車・6両固定編成)ですが、13日に大野総合車両所構内で座席が取り外され、14日と15日に3両ずつに分割され入場したようです。2025年度の施工対象となりうるリニューアル更新工事施工に向けた動きと思われます。
▲2月12日の平日A30運用で大野総合車両所に入庫、翌13日は定期運用に一切入らなかった3000形3270F。パンタグラフが下ろされていて、座席の撤去作業が実施されていた。そのあと編成分割ののち、入場した。2025年度分のリニューアル更新工事施工となりそうか。
▲3000形3270Fは5次車唯一の非リニューアル車両、同形式6両固定編成で唯一のロイヤルブルーをまとう編成でもあった。ロイヤルブルーの3000形は8両固定編成4編成(3651F3652F3653F3658F)、10両固定編成5編成(3091F3092F3093F3094F3095F)が残っている。
▲2024年度の3000形のリニューアルは5次車の3編成(3269F3271F3272F)となり、この次の3270Fに施工されれば、2025年度施工の対象扱いになりそうだ。同形式の6両固定編成のロイヤルブルーと5次車の非リニューアル車は消滅が予想される。

3000形6両固定編成の3次車以降はリニューアル更新工事が進められ、3次車・4次車で完了しており、5次車は今回動きのあった3270F以外に施工されました。この編成は5次車最後のリニューアル未施工編成で、6両固定編成で唯一ロイヤルブルーを維持していましたが、今回の入場で3000形6両固定編成のロイヤルブルー、5次車の非リニューアル車両は消滅となる見込みです。なおロイヤルブルー自体は8両固定編成、10両固定編成の合計で9編成残っているため、これらの編成が帯変更の動きをしない限り、ロイヤルブルーは残るものと思われます。

【3000形6両固定編成リニューアル状況】※1次車・2次車除く・2025年2月16日現在
《2022年度》3編成(18両)
3265F3266F3268F
《2023年度》3編成(18両)
3263F3264F3267F
《2024年度》2編成(12両)
3269F3271F
《現在入場中》2編成(12両) ※3272Fは検査入場中
3270F3272F
《現在未施工》5編成(30両)
3273F3274F3275F3276F3277F

【ダイヤ改正を実施】小田急電鉄ロマンスカー“GSE”70000形の2025年3月分(15日以降)の運用を公表(2025年3月ダイヤ改正)

2025年2月14日、小田急電鉄が2025年3月15日実施のダイヤ改正以降での展望座席を備えるロマンスカー“GSE”70000形の運用予定表を公表しました。状況により土曜休日の固定1運用を除き“EXE”・“EXEα”30000形または“MSE”60000形で代走となる場合があります。
▲展望席(1編成に32席)を備えるロマンスカー“GSE”70000形70051F70052F。ダイヤ改正以降も土曜休日に固定運用が存在する。先頭車の進行方向側の展望席は争奪戦となり、乗車予定日の1ヶ月前の購入をお勧めする
▲運用予定表に黒丸がない日程の列車は“EXE”・“EXEα”30000形または“MSE”60000形のいずれもいずれも6両固定編成が使用される。充当車種は当該日程の1ヶ月前から“e-Romancecar”空席照会で確認できる。

両先頭車に展望席(各先頭車16席ずつ)を備えるロマンスカーは2018年3月のダイヤ改正から就役した“GSE”70000形70051F70052Fで運用され、予定表の黒丸マーク(●)のついている列車に充当されます。2編成2運用で予備はなく土曜休日の1運用は同形式の固定運用でそれ以外は代走が出る場合があります。

2025年3月15日以降はロマンスカーの増発と運転区間の延長のみかと思いきや、実際に公表された新しい時刻表では『モーニングウェイ』の号数が変更され、本厚木(OH34)以西始発で町田(OH27)に停車する列車は2号~12号の偶数となりました。伊勢原(OH36)・秦野(OH39)に停車する列車が増えたことで、伊勢原停車列車に限定された50番代・60番代の『さがみ』『はこね』は『さがみ』のみに変更となり、ほとんどが伊勢原停車ではなくなっています。なお3月15日以降の代走の設定はありません。また運用が判明するまで運用の流れについては記載せず、上下で分かれた列車番号のみ表記し、固定運用に◎マークを付与しています。場合により“EXE”・“EXEα”または“MSE”で代走となる場合は別に表記します。代走運用の充当車種は当該日程の約1ヶ月前から“e-Romancecar”の空席照会で確認できます。

◆ロマンスカー“GSE”70000形の運用予定表◆
青色…平日 赤色…土曜休日 灰色…“EXE”・“EXEα”または“MSE”で運転
【2025年3月】※ダイヤ改正以降の日程です
15日…(仮)土休N31運用 (仮)土休N32運用 24日…(仮)平日N31運用 (仮)平日N32運用
16日…(仮)土休N31運用 (仮)土休N32運用 25日…(仮)平日N31運用 (仮)平日N32運用
17日…(仮)平日N31運用 (仮)平日N32運用 26日…(仮)平日N31運用 (仮)平日N32運用
18日…(仮)平日N31運用 (仮)平日N32運用 27日…(仮)平日N31運用 (仮)平日N32運用
19日…(仮)平日N31運用 (仮)平日N32運用 28日…(仮)平日N31運用 (仮)平日N32運用
20日…(仮)平日N31運用 (仮)平日N32運用 29日…(仮)土休N31運用 (仮)土休N32運用
21日…(仮)平日N31運用 (仮)平日N32運用 30日…(仮)土休N31運用 (仮)土休N32運用
22日…(仮)土休N31運用 (仮)土休N32運用 31日…(仮)平日N31運用 (仮)平日N32運用
23日…(仮)土休N31運用 (仮)土休N32運用 

【駅名表記について】
宿…新宿(OH01)、成…成城学園前(OH14)、大…相模大野(OH28)、海…海老名(OH32)、厚…本厚木、伊…伊勢原、秦…秦野、足…足柄(OH46)、小…小田原(OH47)、湯…箱根湯本(OH51)、藤…藤(OE13)、江…片瀬江ノ島(OE16)

【充当運用について】以下の列車は2025年3月15日ダイヤ改正以降です ◎…この列車は“GSE”固定運用
《平日上り》
大0612→宿0648 0992レ GSE/EXEEXEα/MSE
秦0630→宿0741 0906レ GSE/EXEEXEα/MSE
小0826→宿0945 0790レ GSE/EXEEXEα/MSE
湯1135→宿1305 0006レ GSE/EXEEXEα/MSE
湯1513→宿1646 0736レ GSE/EXEEXEα/MSE
湯1746→宿1926 0018レ GSE/EXEEXEα/MSE
湯1836→宿2006 0120レ GSE/EXEEXEα/MSE
《平日下り》
小0815←宿0700 0791レ GSE/EXEEXEα/MSE
湯1127←宿1000 0003レ GSE/EXEEXEα/MSE
湯1456←宿1320 0727レ GSE/EXEEXEα/MSE
湯1737←宿1600 0729レ GSE/EXEEXEα/MSE
湯1828←宿1700 0601レ GSE/EXEEXEα/MSE
秦2042←宿1940 0911レ GSE/EXEEXEα/MSE
藤2120←宿2020 0687レ GSE/EXEEXEα/MSE
秦2301←宿2200 0621レ GSE/EXEEXEα/MSE

《土曜休日上り》
厚0702→宿0745 0904レ GSE/EXEEXEα/MSE
小0827→宿0945 0790レ ◎GSE固定運用
湯0933→宿1107 0002レ GSE/EXEEXEα/MSE
湯1138→宿1305 0006レ ◎GSE固定運用
湯1315→宿1445 0010レ GSE/EXEEXEα/MSE
湯1514→宿1644 0318レ ◎GSE固定運用
湯1636→宿1805 0022レ GSE/EXEEXEα/MSE
湯1845→宿2010 0126レ ◎GSE固定運用
江2003→宿2105 0504レ GSE/EXEEXEα/MSE
《土曜休日下り》
湯0924←宿0800 0003レ GSE/EXEEXEα/MSE
湯1121←宿1000 0709レ ◎GSE固定運用
湯1301←宿1120 0315レ GSE/EXEEXEα/MSE
湯1448←宿1320 0321レ ◎GSE固定運用
湯1628←宿1500 0025レ GSE/EXEEXEα/MSE
湯1836←宿1700 0601レ ◎GSE固定運用
江1926←宿1820 0683レ GSE/EXEEXEα/MSE
江2120←宿2020 0687レ ◎GSE固定運用
藤2217←宿2120 0689レ GSE/EXEEXEα/MSE

2025年2月15日

【緑のE257系9両】東日本旅客鉄道東海道線(上野東京ライン)で波動輸送向けのE257系5000番台をキャッチ

2025年2月15日、私は用事があり外出。そのあと東日本旅客鉄道東海道線(上野東京ライン)の茅ケ崎(JT-10)で少し撮影。
E257系5000番台都オオOM-92編成9095M列車。ついにE257系5000番台の非貫通側の先頭車から撮れました(貫通側の先頭車から何度か撮ってはいましたが…)。この列車は臨時特急『みなみの桜河津桜大宮号』です。もともとの池袋(JS-21)始発の8093M列車のダイヤを活用し、大宮(JS-24)始発として設定されたものです。復路もこの編成のようですね。

しかしこのあと上り列車(北行列車)に乗り込んだところ、E655系『(なごみ)』(都オク)が(中間車のE655-1を連結しない)5両編成で辻堂(JT-09)1番線を通過したのを確認し、愕然としました。E655系は何度か出会ったことはありますが、まともに撮影できたことはありません。同系列の団体専用列車の存在を知っていたら茅ケ崎で留まっていたのに…。
E257系5000番台都オオOM-93編成8059M列車。その代わり臨時『踊り子』の5000番台をキャッチ。こちらは大船(JT-07)で撮りました。5000番台は『踊り子』のLED式案内表示と自動放送に対応しているようで、2月以降の平日に臨時特急『踊り子』で5000番台が充当されています。時刻表の備考欄に『座席上方ランプがございません』という文言があれば5000番台での運転と分かります。平日の復路では横浜(JT-05)停車中にE257系2000番台の3073M列車の通過とすれ違います。

E655系を失念したものの、E257系2000番台ではなくE257系5000番台を記録できたのは非常に大きいです。あとは都オオOM-91編成だけか…。

【高尾線直通も新設!】京王電鉄が2025年3月15日実施のダイヤ改正の概要を発表

2024年2月14日、京王電鉄が同年3月15日に実施のダイヤ改正の概要を発表しました。また相互直通運転先の東京都交通局新宿線でもダイヤ改正の実施を発表しました。
▲転換クロスシート車両の5000系で運転されている『京王ライナー』では新たに新宿(KO-01)~高尾山口(KO-53)間の高尾線直通列車が登場。高尾線直通列車として『Mt.TAKAO号』の設定はあるが、『京王ライナー』では初めてのこととなる。
▲平日朝ラッシュ時間帯には一部列車の種別変更が実施され、京王八王子(KO-34)発・高尾山口発は種別の格上げ、京王多摩センター(KO-41)発は種別の格下げとなり、利便性を向上する。また京王多摩センター始発の特急1本を橋本(KO-45)始発に変更する。
▲日中時間帯は快速が八幡山(KO-10)で特急の待避を実施していたが(現行での特急から快速へは明大前(KO-06)または千歳烏山(KO-12)での乗り継ぎが必要だった)、下りでは調布(KO-18)まで、上りでは新宿まで先着させる運転方法とし、利便性を向上する。

【京王本線系統】。
有料座席指定列車の『京王ライナー』について、平日・土曜休日ともに増発されます。平日は8時台に京王八王子始発の12号(八0846→宿0936)・橋本始発の38号(橋0814→宿0903)を1本ずつ、現行の7742レ(多0954→宿1027)を橋本始発に変更し所要時間を短縮(橋0937→宿1014)、またすべての新宿始発橋本行き『京王ライナー』は京王多摩センターで一般種別列車と接続をとることで、通過駅である京王堀之内(KO-42)・多摩境(KO-44)へのアクセスを向上します。また高尾線系統の『京王ライナー』が初めて登場し、平日は高尾山口発の62号(山0630→宿0725)、新宿発の61号(山2316←宿2230・新宿2番ホーム発)を設定します。増発により号数が変更となるので気を付けてください。土曜休日は夕夜間に新宿発橋本行きの3本(橋1914←宿1830、橋2014←宿1930、橋2114←宿2030)を増発するほか、新たに『Mt.TAKAO』(1号・山0943←宿0900)から変更の『京王ライナー』(63号・同運転時刻)のほか(明大前~高尾山口無停車から府中(KO-24)以西の特急・急行停車駅に停車)、その1時間前の61号(山0847←宿0800)を増発することで、朝の時間から多摩動物公園(KO-47)・高尾(KO-52)方面へのお出かけに便利になります。ただしそれ以外の『Mt.TAKAO号』に変更はありません(号数は繰り上がる)。これらの変更により号数が変更となるので気を付けてください。

一般種別列車については一部列車の優等種別や編成両数などが見直され、平日では1100レ(山0722→宿0828)が特急(山0720→宿0827)に、4002レ(八0733→宿0838)が急行(八0738→宿0835)に、1700レ(多0745→宿0832)が区間急行(多0744→宿0838)にそれぞれ変更されるほか、0712レ(多0808→宿0852)は橋本始発(橋0758→宿0851)に変更となります。また日中時間帯は特急の所要時間を短縮するほか、快適な移動の実現のため、八幡山で快速が特急の待避を行っているダイヤを変更し、上りは新宿、下りは調布まで先着するように改め、利便性を向上します。また新宿発の優等種別列車は混雑緩和の観点からすべて10両編成での運転に変更します(各駅停車は一部8両編成がある)。

相互直通運転先の東京都交通局新宿線とのアクセス性の確保の観点から平日の日中時間帯、土曜休日の一部時間帯に設定されている東京都交通局新宿線内完結列車を笹塚(KO-04)発着に延長し、利便性を向上します。

【井の頭線系統】
井の頭線では平日に吉祥寺(IN-17)始発の急行渋谷(IN-01)行きを2本(吉0837→渋0900・吉0843→渋0906)増発します。土曜休日には日中時間帯の上り急行の所要時間を短縮するほか、運転間隔を短縮して増発します。

【ダイヤ改正詳細が判明】相模鉄道が2025年3月16日実施のダイヤ改正の概要詳細を発表

2025年2月14日、相模鉄道が同年3月15日に実施のダイヤ改正の概要を発表しました。今回の改正では夕夜間帯の横浜(SO-01)発海老名(SO-18)行きの一部快速の特急への格上げと、早朝の東海旅客鉄道東海道新幹線の臨時『のぞみ』との乗り継ぎを考慮した時刻変更などが挙げられます。
▲現行の夕夜間帯の横浜発海老名行きはすべて快速で西谷(SO-08)で直通路線からの特急に乗り継ぐ必要があったが、一部を特急に格上げ変更することで、乗り継ぎなしで特急停車駅への利便性が向上する。毎時2本~3本の設定であるが、夕夜間のラッシュ時間帯でも横浜発海老名行きの特急が設定される意味は非常に大きいだろう。
▲東急電鉄目黒線に直通している20000系8両固定編成。湘南台(SO-37)5時30分発の列車は湘南台5時27分発に繰り上げ、新横浜(SO-52,SH-01)の到着を早めることで、新横浜始発の臨時『のぞみ』(新大阪行きまたは博多行き)への乗り継ぎが可能になる。また土曜休日の深夜時間帯は列車間隔調整の変更でスムーズな乗り継ぎができるように。
▲土曜休日朝方と夕夜間に相模鉄道本線・新横浜線と東急電鉄東横線の直通列車を上下で2本ずつ設定し、東武鉄道東上線まで直通することから、東急電鉄5000・5050系4000番台での運転となる。7時台の海老名発の東横線直通列車は朗報だ。

平日・土曜休日ともに、現行の夕夜間帯(特に17時台後半から20時台まで)の横浜始発の優等種別列車はすべて快速で、特急停車駅へと最速で到達するためには西谷で東急電鉄・東日本旅客鉄道から直通する特急への乗り継ぎが必要でしたが、横浜始発の快速の一部列車を特急に格上げ変更し、乗り継ぎを無くすことで横浜から各特急停車駅への速達性が向上します。また同時間帯の海老名始発の特急横浜行きの新設もあります。西谷以西では直通列車からの特急とともに特急の運転本数が増えます。なお同時間帯の海老名~横浜間の特急は毎時2本~3本になりそうです。

また湘南台始発の7550レ(平日41G運用・土曜休日42G運用)は湘南台発車を約7分~8分ほど繰り上げ、新横浜5時53分着とすることで、同駅6時03分発(現行ダイヤ)の東海道新幹線臨時『のぞみ』への乗り継ぎが可能になります。なお7550レの直前の列車となるいずみ野線完結の7701レ(平日41G運用・土曜休日42G運用)は二俣川(SO-10)発車を約5分繰り上げます。また土曜休日の深夜の7959レ(土曜休日35G運用・西2257←高2130)の発車時刻を変更し、23時15分発とします(新横浜で約26分間停車し、海老名行きを先行させる)。このため現行の6401レ(土曜休日57K運用・海2337←光2147)は新横浜22時59分発とし、新横浜で西谷行きを追い抜く形となります。なお西谷行きは東京都交通局三田線からの直通列車、海老名行きは東京地下鉄副都心線・東急電鉄東横線からの直通列車であるため、西谷行きから相模鉄道方面に急ぐ場合は新横浜で22時59分発の乗り継ぎが必要です。なお西谷行きにそのまま乗車したとしても海老名行き・湘南台行きに乗り継ぐことはできます。

また土曜休日の朝方上りと夕夜間帯下りに相模鉄道本線と東急電鉄東横線(東武鉄道東上線)の直通列車を設定することで、東横線に限らず直通先路線へのお出かけに便利になります。上りは7時台に特急川越市(TJ-22)行きと各駅停車和光市(TJ-11,F-01)行き、下りは副都心線池袋(F-09)発と川越市発の特急がそれぞれ運転されます。また現行の7410レ(土曜休日51K運用・湘0823→川1048)を特急に変更し、8時33分発に変更となります。

またこれ以外に現行の3128レ(平日75運用・海0645→宮0839)の接続列車について、二俣川でいずみ野線からの6704レ(平日14運用・湘0639→横0727)と瀬谷(SO-13)で追い抜いた1410レ(平日65運用・海0640→横0719)への乗り継ぎが必要ですが、二俣川で各駅停車、西谷で通勤急行への接続に変更することで、海老名から横浜への所要時間を短縮します。また日中時間帯でのいずみ野線からの新横浜方面の所要時間を短縮します。

【横浜発の快速が特急となる列車】
《平日17時台》27分発・47分発 《平日18時台》07分発・47分発
《平日19時台》17分発・47分発 《平日20時台》14分発・44分発

《土曜休日17時台》37分発 《土曜休日18時台》07分発・37分発・57分発
《土曜休日19時台》17分発・37分発・57分発 《土曜休日20時台》07分発・37分発