2023年8月7日

【いよいよお別れ迫る】小田急電鉄ロマンスカー“VSE”50000形50001F・50002Fの引退日程が決定しました!

2023年8月7日、小田急電鉄では引退が迫るロマンスカー“VSE”50000形(50001F50002F)について、両編成の引退日程が正式に決定し、引退後に神奈川県海老名市にあるロマンスカーミュージアムへの保存展示の検討を進めることも併せて発表しました。
▲2023年9月24日の特別団体専用列車を最後に正式に引退となる50002F。これは9月23日・24日の『ありがとう50002編成VSE2編成最後のランデブーミステリーツアー』に伴うもので多くの鉄道ファンの殺到が予想される。10月前後に廃車除籍処分となる可能性がありそうだ。
▲2023年12月の特別団体専用列車で正式に引退となる50001F。10月以降の特別団体専用列車はすべて同編成で運転され、ロマンスカーミュージアムへの保存はデハ50001となるのだろうか。廃車除籍処分後の動きにも注目してほしい。

2022年3月に定期営業運転を終了して約1年5ヶ月経ち、ついにロマンスカー“VSE”50000形50001F50002Fの引退日が決まりました。最初に引退となるのは9月23日と24日に開催の『ありがとう50002編成VSE2編成最後のランデブーミステリーツアー』に使用される50002Fで、9月末から10月にかけて廃車除籍処分となることが予想されます。もう1編成の50001Fは10月以降もツアーなどに伴う特別団体専用列車に使用し、2023年12月の引退が発表されました。車両検査期限の関係が絡んでいるためか、50002Fが今秋に、50001Fが今冬に引退という結果になりそうです。なお引退後はロマンスカーミュージアムへの静態保存・展示に向けた検討を進めることも発表されました。少なくとも先頭車1両(予想としてはデハ50001)が保存される可能性が高いかと思います。

一足先に引退となる50002Fについては9月10日・16日・17日に『さよなら50002編成~ロマンスをもう一度/沿線の車窓風景を楽しむ旅』の特別団体専用列車に、18日に喜多見検車区での撮影会にそれぞれ使用され、23日・24日にラストランとなります。9月は50002Fに大きな注目が集まりそうです。撮影される際は安全確保のうえで運行の妨げやトラブルのもとにならないようお願いします。一方の50001Fについては10月以降も特別団体専用列車に使用され、12月の引退を予定しています。廃車除籍処分は年内か来年に跨ぐかどうか…。