2023年8月12日

【リアルタイムで確認可能】小田急電鉄3000形リニューアル車、一部の車内防犯カメラを“IoTube”に変更か

2023年8月上旬より、小田急電鉄3000形リニューアル車両(6両固定編成)に設置されているアンデス電気株式会社の車内防犯カメラの一部がリアルタイムで閲覧確認ができる株式会社MOYAIの“IoTube”に交換されているようです。この“IoTube”は一部中間車両の両端にあたる1番ドア・4番ドアのみの設置となっていますが、今後他の箇所に拡大されるのかどうか注目されます。
▲3000形リニューアル車両(6両固定編成)に千鳥配置で設置された、アンデス電気株式会社の車内防犯カメラ。最初に施工された3編成(3265F3266F3268F)の防犯カメラはこのタイプであるが、4次車の3267Fではアンデス電気株式会社の車内防犯カメラの設置が省略されているようだ。株式会社MOYAIの“IoTube”を試験する関係と思われる。
▲3000形リニューアル車両となっている4次車の3268F。現在は3次車の3263Fがリニューアル更新工事施工で入場中であり、車内防犯カメラの設置有無とメーカーが注目される。

2022年度に続いて2023年度も3000形6両固定編成3本(合計18両)のリニューアル更新工事の施工を予定しており、3267F(旧東急車輛製造4次車・6両固定編成)への施工が完了し運用に入っていますが、同編成ではなんとアンデス電気株式会社の車内防犯カメラの設置が省略されていたようです。これと関連しているかは不明ですが、3000形リニューアル車両が大野総合車両所で予備留置となっていた際に、車内防犯カメラが交換されたものと思われ、一部の車内防犯カメラが株式会社MOYAIの“IoTube”になっているようです。このタイプでの試験搭載が絡んでいるからか、2023年度施工分の3267Fには車内防犯カメラが設置されていない状況です。いずれはどちらかのメーカーの防犯カメラが設置されることは予想できますね。

このことから2023年度施工分(3267F以降)への車内防犯カメラの設置が今後は株式会社MOYAIの“IoTube”になるものと予想されます。現時点では3265F3266F3268Fの一部中間車の1番ドア・4番ドアで試験が行われていますので、もし乗車の際に遭遇できたら確認してみようと思います。