2023年8月27日

【静態保存のあの車両も】相模鉄道8000系8709Fと8713Fがかしわ台車両センターでの撮影会に使用される

2023年8月26日、相模鉄道かしわ台車両センターにて『~Come Back 1990s~ 8000系&6000系写真撮影会』が開催され、8000系の初代塗装を先頭車前面部に復刻した8713Fと保存車両の6000系モハ6001が撮影会に使用されました。
▲保存車両の6000系モハ6001とともに撮影会の主役となった8000系8713F。2023年3月のダイヤ改正で見られなくなった『急行』を表示して、『急行いずみ野(SO-34)』の表示を見ることができた(かつてのいずみ野線の臨時列車として設定されたことがある行先)。このイベント終了後に前照灯移設や種別行先案内表示器の更新工事の動きになりそうである。
▲8000系で唯一の3代目塗装の8709Fも撮影会に加わり、初代塗装を復刻した8713Fとともに通常の運用では表示しない『特急新横浜(SO-52)』を表示した。あくまで代走時での入線を想定して準備された種別行先と思われる。

これは昭和と平成に活躍した6000系モハ6001(かしわ台車両センターに保存されているのはモハ6001とアルミ試作車のモハ6021のみ)と、初代塗装を先頭部に復刻した8000系8713Fを使用して、平成の主力種別であった『急行』と行先の組み合わせを表示、2023年3月まで見られた『急行横浜(SO-01)』のほか『急行いずみ野』を表示するなど、相鉄本線の主力の種別と行先の組み合わせが堪能できたようです。また8000系で唯一の3代目塗装の8709Fも撮影会に加わった際には8000系はすべて『特急新横浜』を表示しており、通常では使用されませんが、代走時を想定して用意された種別行先とみられます。

なお初代塗装復刻の8713Fは27日の営業運転にまだ入っておらず、このまま出庫しなければ前照灯の移設や種別行先案内表示器の更新工事などに入るものと思われます。8月は27日と平日4日間ありますが、いつ工事に入ってもおかしくはない状況ではあります。