2023年8月11日

【今回が最後の工事です】東日本旅客鉄道山手線渋谷(JY-20)の線路切替工事による運転変更について

2023年8月8日、東日本旅客鉄道山手線の渋谷(JY-20)で実施される線路切替工事について、11月17日終電から20日初電までに工事を実施するため、同月18日には大崎(JY-24)~渋谷~池袋(JY-13)間の外回り、19日には池袋~渋谷~大崎間の内回りをそれぞれ運休とすることを発表しました。今回の工事は5回に分けて行われた渋谷の線路切替工事としては最後の工事となります。
▲山手線渋谷の1番線・2番線は統合されて1面2線の島式ホームとなったが、今回の工事では山手線の線路・ホームを埼京線・湘南新宿ラインの線路・ホーム(3番線・4番線)と同じ高さにするためのものである。ホームドアの本格設置はこの工事の後になるだろう。
▲2023年1月の工事の際には国府津車両センターのE231系1000番台とE233系3000番台を使用した臨時普通列車が大崎(JA-08,JS-17)~新宿(JA-11,JS-20)間で運転されたが、今回の工事による増発は埼京線、東京臨海高速鉄道りんかい線、相模鉄道直通列車のみとなる。
▲山手線と並走する埼京線と相互直通運転を行う東京臨海高速鉄道りんかい線では列車増発が行われ、赤羽(JA-15)以南の区間で列車本数が増える。相模鉄道直通列車は運転区間を延長して池袋(JA-12,JS-21)発着に変更することで運休区間を補完する。

今回の工事では山手線ホームの1番線・2番線と線路を、埼京線ホームの3番線・4番線と線路と同じ高さにします。11月18日に外回り(1番線)、19日に内回り(2番線)で工事を行うこととなり、18日は大崎~渋谷~池袋間、19日は池袋~渋谷~大崎間で終日運休となります。前回と異なるのは悪天候で工事が延期となる場合でも11月18日と19日には列車を運休するほか(工事自体は12月15日終電から18日初電にかけて実施予定、同月16日と17日は終日列車運休となることがある)、工事期間中の渋谷では混雑状況によって改札内への入場を制限する場合がありますのでご注意。

11月18日の場合、外回りの大崎~渋谷~池袋間が運休となるため、内回りの大崎~東京(JY-01)~池袋間は通常通りですが、外回りの池袋~東京~大崎間は約10分に1本の運転、内回りの池袋~渋谷~大崎間は約5分に1本の運転となります。内回りの池袋~渋谷~大崎間が運休となるため、外回りの池袋~東京~大崎間は通常通りですが、内回りの大崎~東京~池袋間は約10分に1本の運転、外回りの大崎~渋谷~池袋間は約5分に1本の運転となります。これは大崎と池袋で一部列車が折り返し運転をするためです。山手線と並走する京浜東北線では日中時間帯の快速運転をすべて取りやめて全列車を各駅停車で運転し補完するほか、埼京線と東京臨海高速鉄道りんかい線では赤羽以南を中心に列車増発が行われ、相模鉄道直通列車では日中時間帯の新宿発着を池袋発着に延長します。それ以外にも東京地下鉄や東急電鉄などを中心に振替輸送がありますので、それの利用もご検討ください。