2023年8月26日

【約4年ぶりの復活】東日本旅客鉄道東京総合車両センター(都トウ)一般公開に行ってきました!

2023年8月26日、約4年ぶりの開催となった東京都品川区にある東日本旅客鉄道東京総合車両センター(都トウ)の一般公開に行ってまいりましたのでご報告いたします。このイベントへの参戦には事前にチケット管理アプリの“Peatix”を用いて申し込みをしておきました。洗浄体験付きの分が早々と終了してしまったため、入場券のみとなったことをご容赦ください。

車体洗浄体験付きの入場券が早々に受付終了となったものの、入場券だけでもなんとか確保することができました。イベントに参戦できるだけでもとてもありがたく思います。東京総合車両センターのイベントが予約が必要なものの無料開催とあって、楽しみにしてました。
エントランスでは209系900番台宮ウラ90編成(当時)のクハ209-901(表記はクハ901-1)が約4年ぶりに来場者をお出迎えしてくれています。

今回の入場車両は以下の通りとなっていました(写真は省略します)
E217系都クラY-119編成都クラY-140編成都クラY-146編成
E231系1000番台都コツK-07編成
E233系0番台都トタT29編成
E233系1000番台都サイ168編成
E233系3000番台都ヤマU632編成

このうち、E217系都クラY-146編成は休憩用車両および鉄道系YouTuberとしてお馴染みの西園寺氏のトークショー(3回分)に、E231系1000番台都コツK-07編成のクハE230-8048はドア開閉操作体験、サロE230-1048は車体上げ下げの実演、E233系3000番台都ヤマU632編成のモハE232-3032+モハE233-3232+クハE233-3032は車内放送体験にそれぞれ使用されていました。

今回の展示車両は以下の3系列です。
E235系0番台都トウ13編成(クハE235-13以下11両)
E235系1000番台都クラJ-24編成(クハE235-1124以下4両)
E493系都オク01編成(クモヤE493-1+クモヤE492-1)

E235系0番台は過去に都トウ01編成(クハE235-1以下11両)が別の場所で展示された経験がありますが、この恒例の場所での展示は意外にも初めてではないでしょうか。なおE235系1000番台とE493系はもちろん初めての展示です。この一般公開イベント自体は2019年以来約4年ぶりですが、車両展示は2018年以来約5年ぶりのことだそう。2019年の開催時は車両展示がなかったようで、規模が縮小されていたとのこと。
E235系0番台は都トウ13編成が展示されました。行先はなぜか平日朝ラッシュ時間帯を中心に設定されている池袋(JY-13)でした。中間付随車の10号車がE231系500番台の転用改造車である以外は新製車両。都トウ15編成(クハE235-15以下11両)が『黒い山手線』として運用されたときは衝撃でしたね。
E235系1000番台は付属編成の都クラJ-24編成が展示されました。行先はなんと鹿島線鹿島サッカースタジアム。快速ということは総武快速線からの直通列車を想定しているのかも。総武本線や鹿島線、内房線・外房線の行先表示も入っており、様々な行先を出したりしましたが、ここでは省略させてください。同系列の付属編成では登場当初から所属先表記が省略されている仕様で新製出場しています。このイベントのためだけにイベントの前日に鎌倉車両センターから送り込まれたようですね。
E493系は量産先行車となる都オク01編成が展示されました。量産車の都オク02編成も尾久車両センターに配属されており、老朽化が進むEF64形に代わる事業用電車として注目されています。量産先行車の側面帯は車体を全周して装飾されましたが、量産車では車体前頭部にのみに装飾されています。同系列は新潟トランシス製造で製造され、双頭連結器をもつためATC採用路線以外での全電化区間での配給輸送列車への使用などが予定されています。いずれは首都圏の新型車両の配給輸送もEF64形からE493系に代わる日が来るかもしれません。
今後はこの電気機関車から目が離せなくなりそうですね!ちなみに編成番号の『01』の下部に分かりにくいですが小さくクモヤE492-1と書かれています(奥がクモヤE493-1)。
夏空に3色の電車が揃う光景は久しぶりですね。なんだか感慨深いものを感じました。

様々な入場車両と展示車両を見たりして約3時間過ごしましたが、熱中症対策のため水分補給を頻繁にとりました。会場にいらした皆様は熱中症は大丈夫でしたでしょうか。私はそのあとに買い物をする必要があったので、昼頃に会場を離れました。

今回このイベントを開催してくださった東日本旅客鉄道の関係者の皆様に感謝申し上げます。