2023年8月10日

【いよいよ運用復帰へ】相模鉄道8000系8712F、前照灯と種別行先案内表示器が交換され試運転を実施

2023年8月10日、相模鉄道かしわ台車両センターにて前照灯の移設、種別行先案内表示器・列車番号表示器の更新、車内自動放送の設置といった各種改造工事を終えた8000系8712Fが試運転を行いました。近く営業運転に復帰するものとみられます。
▲8000系8712Fが前照灯の移設、種別行先案内表示器・列車番号表示器の更新、自動放送の設置などの工事を終えた。
▲登場当時からの原型を保つ編成は8000系8713Fだけである。同編成の前面部に初代塗装(クハ8713ではロゴマークなし、クハ8513ではロゴマークありの状態)を復刻した関係で、事実上は8000系の2代目塗装車から原型を保つ編成が消滅していたことになる。
▲前照灯の移設や種別行先案内表示器・列車番号表示器を更新した8000系8709F8710F。このうち8709Fは3代目塗装変更と同時に施工されているが、それ以外の編成は3代目塗装への変更は見送られている。この更新工事の際に自動放送装置が設置されている。

8000系8712Fの改造工事前の姿は種別行先案内表示器が英語非対応で3色LED式、列車番号表示器がマグサインであったため、前照灯移設と種別行先案内表示器・列車番号表示器の更新の際に英語対応のフルカラーLED式、白色LED式となりました。私は7月最初の大雨のときに偶然同編成を記録していたため、このときの運用が改造工事入場前最後の運用でしたね。これで残る原型の車両は初代塗装を前面部にのみ復刻した8713Fのみとなります。まだまだ記録するチャンスはありますが、あと数週間以内に運用離脱する可能性があると思ってください。