2023年8月8日、東日本旅客鉄道鎌倉車両センター所属のE217系都クラY-36編成がEF64形1031号機に牽引されて長野総合車両センターに配給輸送されました。廃車解体処分のためと思われます。同系列の廃車解体に伴う配給輸送は3月以来のことになるでしょうか。
▲廃車解体処分のため旅立ったE217系都クラY-36編成。所属表記が事実上の『都クラ』となってからは初めての廃車になるのだろうか。
E217系の廃車は3月以来のこととなります。E235系1000番台は基本編成が都クラF-28編成(クハE235-1028以下11両)まで、付属編成が都クラJ-26編成(クハE235-1126以下4両)まで出場していますので、基本編成と付属編成ともに過半数を突破しております。E217系自体も疎開の動きを繰り返していますが、そのなかには東海道線での運用経験もある都クラY-2編成(クハE217-2以下11両)が含まれているため、動向には引き続き注意が必要です。
ところでE235系1000番台で基本編成の都クラF-25編成(クハE235-1025以下11両)から、付属編成の都クラJ-24編成(クハE235-1124以下4両)から、車体側面下部に表記されていた所属表記が省略されており、現在のところ『都クラ』と表記された編成はいません。同系列の2022年度までに導入済みの編成とE217系では所属表記自体は『横クラ』のままですね。