2023年8月21日

【上りホーム交互発着に】東急電鉄東横線自由が丘(TY-07)で遅延抑制による列車発着ホーム変更を実施

2023年8月21日より、東急電鉄東横線自由が丘(TY-07)で平日朝ラッシュ時間帯の上り列車の遅延抑制のため、列車発着ホームが一部で変更されています。
▲自社の東横線と横浜高速鉄道みなとみらい線の急行・各駅停車で運用される5000系0番台および5000・5050系0番台(写真は5122F5170F・横浜高速鉄道Y500系Y511F)。自由が丘ではほぼ終日にわたり緩急接続が行われ、上り列車の急行運用時は5番ホーム、各駅停車運用時は6番ホームを発着するが、平日朝ラッシュ時間帯のみは一部列車の発着ホームが変更されているので注意だ。
▲急行以上の優等種別列車で運用される5000・5050系4000番台(写真は4105F)。自由が丘ではほぼ終日にわたり緩急接続が行われ、上下関係なく急行以上に使用されるため上り同駅到着時は5番ホームに発着するが、平日朝ラッシュ時間帯のみは一部列車が6番ホーム発着になるので注意だ。

自由が丘の発着ホームが変更になっている列車は7時20分発(平日51K運用)・21分発(平日05S運用)、30分発(平日58K運用)・32分発(平日18K運用)、40分発(平日54K運用)・42分発(平日25K運用)、50分発(平日93G運用)・52分発(平日09S運用)、59分発(平日16M運用)・8時01分発(平日19S運用)、10分発(平日60K運用)・11分発(平日06K運用)、19分発(平日91G運用)・21分発(平日13S運用)、30分発(平日20M運用)・31分発(平日20K運用)、39分発(平日41S運用)・41分発(平日05K運用)、49分発(平日61K運用)・51分発(平日08K運用)の合計20列車であり、10両固定編成の充当による優等種別列車(急行・通勤特急)が6番ホーム、8両固定編成の充当による各駅停車が5番ホームに発着することで、列車がいないホームに後続の列車を入れることができ、遅延抑制に繋がります。なお6番ホーム発着列車は平日朝ラッシュ時間帯の優等種別でもそうですが、到着直前と発車直後にポイント通過のため列車が揺れることがあります。

なお遅延抑制のために空いたホームに列車を入れる措置は、優等種別の待避に関係なく他の鉄道会社であっても平日朝夕ラッシュ時間帯を中心に行われているところがあります。東日本旅客鉄道中央線では新宿(JC-05)の場合、上りは7番線・8番線、下りは11番線・12番線に発着させて捌いています(特急列車は9番線・10番線発着のため快速・通勤特快とは分けられている)。小田急電鉄小田原線では新百合ヶ丘(OH23)の場合、上りは5番ホーム・6番ホーム(江ノ島線からの直通を含めて小田原線列車は6番ホームが多く、多摩線からの直通は線路の構造上から5番ホームが多い)、下りホームは夕夜ラッシュ時間帯を中心に1番ホーム・2番ホームを発着させて(優等種別列車が1番ホーム、各駅停車が2番ホームに発着することがある)列車を捌いています。優等種別列車が普段は待避に使用されているホームに入ることで後続列車を線路上で待たせる時間が短くなることが期待されます。