2022年7月28日

【長野送りは初】東日本旅客鉄道205系500番台横コツR6編成・横コツR9編成が長野総合車両センターに配給輸送される

2022年7月27日、東日本旅客鉄道相模線で使用された国府津車両センターの205系500番台横コツR6編成(クハ205-506以下4両)と横コツR9編成(クハ205-509以下4両)が所属先からEF64形1030号機の牽引で長野総合車両センターに配給輸送されました。
▲205系500番台の廃車解体処分に伴う配給輸送列車は6月以来だが、長野総合車両センターに配給輸送されるのは初めてである。写真は長野総合車両センターに旅立った横コツR6編成。
▲写真は長野総合車両センターに旅立った205系500番台横コツR9編成。約半数の205系500番台が廃車になった。途中の新鶴見信号場ではE233系0番台のグリーン車組み込みでの試運転列車とすれ違うことに。

205系500番台の廃車解体処分に伴う配給輸送列車の運転は6月以来のことですが、これまでは郡山総合車両センターに配給輸送されていたため、同系列が長野総合車両センターに配給輸送されるのは初めてのことです。機関車次位から横コツR9編成(相模線内基準で茅ヶ崎寄りからクハ205-509+モハ205-509+モハ204-509+クハ204-509)、横コツR6編成(相模線内基準で茅ヶ崎寄りからクハ205-506+モハ205-506+モハ204-506+クハ204-506)で連結され、編成番号札はラミネート仕様がそのまま残されていました。これにより205系500番台の残数は7編成28両となります。次の廃車2編成分が出ると残る編成が半分を切りますね。

途中の新鶴見信号場では東日本旅客鉄道豊田車両センターに所属するE233系0番台八トタH57編成の6両側(クハE233-57以下)のモハE232-57とモハE233-857のあいだにサロE233-1+サロE232-1を組み込んだ8両固定編成での試運転列車と並ぶ光景が見られました。

【205系500番台の在籍状況】※2022年7月27日時点
《在籍両数》7編成28両
《疎開留置》7編成28両(R1・R2・R8・R10・R11・R12・R13)
《廃車解体》6編成24両(R3・R4・R5・R6・R7・R9)