2022年7月31日

【帯色変更は3657F以来】小田急電鉄3000形3272F(旧川崎重工業5次車6両固定編成)の帯がインペリアルブルーに

2022年7月20日から小田急電鉄大野総合車両所の構内でロイヤルブルーの帯が撤去された3000形6両固定編成の3272F(旧川崎重工業5次車)ですが、7月29日にインペリアルブルー帯へ変更された様子が確認されました。
▲3000形6両固定編成の3272Fがロイヤルブルーからインペリアルブルーに装いを変えた。3000形の帯色変更は2022年2月の8両固定編成の3657F以来、約6ヶ月ぶりのことだ。

3000形の前面部・側面部の帯色がインペリアルブルーとなるのは同年2月の8両固定編成の3657F(旧東急車輛製造4次車)以来で約6ヶ月ぶりで、旧川崎重工業兵庫工場製造の5次車の帯変更は元3659F(現在の3087F、2号車・3号車を除く車両)以来のことですが、5次車の6両固定編成では実はこの編成が初めてです。意外にも5次車は8両固定編成から10両固定編成に改造された元3659F以外は帯が変更されていなかったんですねぇ。なお日本車両製造3次車では3265F(6両固定編成)がリニューアル更新工事施工とともに帯がインペリアルブルーに変更されたため、帯を変更したものとしてカウントします(ただし入場中の3266Fは帯を変更する前としてカウントします)。これにより3000形6両固定編成のインペリアルブルー帯の編成は17編成(102両)となり、両数が100両を超えました(逆にロイヤルブルーで残る6両固定編成は10編成を切りました)。ちなみに今回の3272Fでは車内照明が蛍光灯のままですので、車内照明の交換も実施されているのか気になるところです。前回2月に帯を変更した3657Fでは帯が変更されたのみで車内照明は交換されませんでした(ただしリニューアル更新工事中の編成を除く)。

【3000形ロイヤルブルー帯 在籍状況】 ※2022年7月30日現在
合計…144両 ※リニューアル入場中の3266Fを含む
6両固定編成…9編成(54両)
8両固定編成…5編成(40両)
10両固定編成…5編成(50両)
《3次車》3263F3264F3266F3651F3653F
《4次車》3268F3655F
《5次車》3269F3271F3658F
《6次車》3273F
《7次車》3277F
《8次車》3091F3095F(1号車~3号車・8号車~10号車)
《9次車》3091F3095F(4号車~7号車)


【3000形インペリアルブルー帯 在籍状況】 ※2022年7月30日現在
合計…196両 ※リニューアル車の3265Fを含む
6両固定編成…17編成(102両)
8両固定編成…3編成(24両)
10両固定編成…7編成(70両)
《1次車》3251F3254F(1次車全編成)
《2次車》3255F3262F(2次車全編成)
《3次車》3265F(リニューアル車)
《4次車》3267F3654F3656F3657F
《5次車》3272F3087F(1号車・4号車~10号車)
《6次車》3275F3083F3086F(1号車・4号車~10号車)

《7次車》3276F3081F3082F(1号車・4号車~10号車)
《8次車》該当なし
《9次車》該当なし
《10次車》3081F3087F(すべて2号車・3号車)

※注意※
●3081Fの中間増備車以降は9次車から一部仕様変更があるため10次車に分類。
●3081F~3087Fの2号車・3号車以外は8両固定編成時代の製造先で分類。