2022年7月17日

【編成禁止ラベル追加】小田急電鉄1000形リニューアル車の1065F(4両固定編成)が箱根登山鉄道専任運用に仲間入り

2022年6月13日から、小田急電鉄1000形1061F(レーティッシュカラー)の廃車除籍処分と箱根登山鉄道専任編成の1064Fの大野総合車両所での検査施工によって箱根登山鉄道運用に充当されているリニューアル車の1065Fが同年7月16日よりクハ1065・クハ1165の運転台に『編成禁止』のラベルが新たに貼付されました。
▲1000形1061F(レーティッシュカラー)の廃車除籍処分と1064F入場のタイミングでその穴埋めとして箱根登山鉄道専任運用に充当されている1065F(写真手前4両)だが、同編成の運転台に『編成禁止』のラベルが貼付され、箱根登山鉄道専任運用に正式に加わる形となった。

運転台に『編成禁止』のラベルが貼付されたことで、1065Fは正式に箱根登山鉄道専任編成として正式に加わり、箱根登山鉄道専任運用に投入されたものと思われます(性質上は1061Fの代替として投入された)。1065F1063F1064Fと同様に基本的には111運用~114運用に充当されると考えておきましょう。これで箱根登山鉄道専任運用に入る1000形は2012年から運用されている1058F(レーティッシュカラー)と、1063F1064F1065Fの4編成となりましたが、1000形4両固定編成の唯一リニューアルされていないレーティッシュカラーの1058Fの動向が注目されています。1058Fの代替となれば番号順でいけば1066Fになるのでしょうか。ただし8両固定編成が不足すればリニューアル車同士を繋げた8両を用意する必要があるので、専任編成は1063F1064F1065Fで十分なのかもしれません。1000形で箱根登山鉄道専任のレーティッシュカラーの編成が導入されたときも1058F1059F1060F1061Fと連番で用意されたことから、これらの編成の代替として投入されたリニューアル車ではすでに専任編成の1063F1064Fを充てたことから、番号順の法則に沿うと1065Fがその専任編成に正式に選ばれたのでしょう。ちなみに1065Fがリニューアル更新工事施工後に別の4両固定編成のリニューアル車および3000形3次車以降と連結したのはわずか2年ほどになります。