【3265Fに続く】小田急電鉄3000形3266F(日本車両製造3次車・6両固定編成)がリニューアル更新工事施工へ？

2022年4月28日に小田急電鉄が発表した2022年度鉄道設備投資事業計画のなかで、今年度は3000形6両固定編成3本(18両)へのリニューアル更新工事施工を発表し、第1弾が3265Fと判明しましたが、6月28日の平日A12運用をもって大野総合車両所に入庫した3266Fがそのまま留置されており、同形式2編成目のリニューアル更新工事で入場するものと思われます。

▲2022年度の3000形のリニューアル更新工事対象の2編成目となるものとみられる日本車両製造3次車の3266F。この同編成の制御装置は全密閉モーターではないが、1000形4両固定編成のリニューアル車と連結して運用されたこともある。

今回入場した3000形3266Fは3265Fと同じく日本車両製造豊川製作所で製造された3次車の6両固定編成で、製造当初からのVVVFインバータ制御装置を搭載しており、同じく3次車の3263F・3265Fと異なり全密閉モーターには改造されませんでした。この編成についても3265Fと同様に帯色の変更や制御装置の更新(SiC素子に変更)、デハ3216・デハ3316・サハ3366・デハ3416の4両に車椅子やベビーカーが利用できるフリースペースの設置改造などが実施されるものと思われます。前照灯の交換なども行われそうですね。さらに3265Fと同様に完全に固定編成化される可能性があり、クハ3266の連結器とホームドア対応のQRコードは撤去されるものと思われます。姿を現した際には注目しておいた方がいいと思います。

3000形3265Fは電気連結器の撤去で完全な6両固定編成とされたため、ドアステッカーが貼り直されており、ホームドア対応のQRコードは撤去されているようですね。このことからリニューアル更新工事を施工された編成は昨年度までにリニューアル対象外となった1000形1251F・1253F・1254Fを置き換えるものと思われます。