2022年7月17日、東日本旅客鉄道東海道線平塚(JT-11)の東側の留置線で同駅開業135周年を記念した、『185系・相模線205系・E259系が集結★写真撮影会 in 平塚電留線』が開催され、展示車両は東側留置線に送り込まれました。
▲2022年7月11日で開業135周年を迎えた東海道線の平塚駅(写真は北口)。南口は循環バスや平塚競輪場への直行バスが発着する。北口は小田急電鉄小田原線の本厚木(OH34)~秦野(OH39)間の各駅(鶴巻温泉(OH37)のみ除く)を結ぶ神奈川中央交通バスが発着し、土曜日の早朝に1本だけ東海道線小田原(JT-16)へ向かう神奈川中央交通バスもある。
▲希少になった185系は団体専用列車として0番台宮オオC1編成(6両固定編成)とともに活躍する200番台宮オオB6編成が展示された。懐かしの『湘南ライナー』(特急『湘南』の前身)や特急『水上』・特急『はまかいじ』の表示を掲出しファンを喜ばせた。
▲2022年3月のダイヤ改正前に定期営業運転を終了した相模線の205系500番台ではトップナンバーの横コツR1編成が展示された。懐かしい相模線開業100周年ヘッドマークを掲出したほか、元豊田車両センター所属ということもあり、中央本線の行先も表示された。
▲『成田エクスプレス』に使用されるE259系はトップナンバーの横クラNe001編成(クロE259-1以下6両)が展示された。同系列が充当されていた懐かしの特急『マリンエクスプレス踊り子』のヘッドマークを掲出して展示された。
展示車両は185系が団体専用列車で活躍している200番台宮オオB6編成、相模線の205系500番台がトップナンバーの横コツR1編成、E259系がトップナンバーの横クラNe001編成がそれぞれ使用されました。185系200番台宮オオB6編成では懐かしの『湘南ライナー』や『水上』・『はまかいじ』などライナー列車および特急列車の表示が掲出されました。このうち『はまかいじ』は京浜東北線横浜(JK-12)と篠ノ井線松本(42)を横浜線・中央本線経由で結ぶ特急列車で、ATCに対応する185系200番台宮オオB3編成・B4編成・B5編成が専任で充当されていました。宮オオB6編成は先頭車の窓の形状からATCに非対応であるために充当されませんでした。205系500番台横コツR1編成では通常では表示されない『原当麻』や『試運転』のほか、中央本線の行先である『大月(JC-32)』を表示しました。これは205系500番台が豊田車両センター所属であった名残です。E259系横クラNe001編成ではかつて東海道線でも営業運転を行っていた特急『マリンエクスプレス踊り子』の証である碇の入ったロゴマークをクハE258-1の貫通扉部分に掲出して展示されました。E259系以外は定期運用を終えた系列、185系に表示された特急列車などもかつて実際に運転されていたものとあって懐かしさを覚えた方も多いのではないでしょうか。