2022年7月20日、東京地下鉄が同年8月6日より有楽町線小竹向原(Y-06,F-06)~新木場(Y-24)間で車掌が乗務しないワンマン運転を開始すると発表しました。東京地下鉄でのワンマン運転は南北線全線、丸ノ内線全線、副都心線全線、千代田線綾瀬(C-19)~北綾瀬(C-20)間(この区間は北綾瀬支線)で行われており、有楽町線は副都心線と共用の和光市(Y-01,F-01)~小竹向原間でワンマン運転が行われています。
▲有楽町線の主力は10000系(写真は10132F)だが、6編成のみの17000系(写真は17101F)も運用されている(17000系は8両固定編成が主力であり小竹向原~新木場間は通常では入線しない)。7000系の置き換え完了と可動式ステップ導入などワンマン運転開始に向けた準備が整ったものと思われる。
▲西武鉄道・東急電鉄・東武鉄道の乗り入れ車両(写真は上から西武鉄道40000系40157F、東急電鉄5000・5050系4000番台4111F、東武鉄道9000系9106F)も和光市~小竹向原間ではワンマン運転を行っている。東急電鉄5000・5050系4000番台はダイヤが乱れた場合などで小竹向原~新木場間に入線の可能性があるが、この場合でもワンマン運転になりそうだ。
東京地下鉄でのワンマン運転は丸ノ内線(中野坂上(M-06)~方南町(Mb-03)間の方南町支線を含む)、南北線、副都心線、千代田線綾瀬~北綾瀬間で実施されており、8月6日からついに有楽町線全区間でもワンマン運転となります。なおワンマン運転の導入ということで、車掌が乗務しない(運転士がドア開閉や放送なども行う)だけであり、ダイヤ改正ではありませんのでお気を付けください。他社からの乗り入れ車両や有料座席指定列車の『S-TRAIN』(有楽町線系統は平日のみ運転)でもワンマン運転になります。有楽町線小竹向原~新木場間に東急電鉄5000・5050系4000番台(10両固定編成)が通常時に入線することはありませんが、直通先路線でダイヤが乱れている場合などの理由で有楽町線運用を代走した場合はその限りではありません。