2022年7月15日

【車庫も通る】小田急電鉄ロマンスカー“VSE”50000形の『VSEで行く謎の線路経由ロマンスカーミュージアムゆき』運転へ

2022年7月13日、小田急電鉄が8月13日・14日にロマンスカー“VSE”50000形を使用して、新宿(OH01)から留置線・車庫線を経由して海老名(OH32)までを走行する『VSEで行く謎の線路経由ロマンスカーミュージアムゆき』を運転することが発表されました。
▲2023年秋の完全引退までまだ1年以上あるが、“VSE”50000形はこの先も大忙しだ。8月13日と14日に新宿から海老名まで留置線や車庫を経由して特別運転されるほか、21日は50001F・50002Fを喜多見検車区構内で並べて撮影会も行われることとなった。

この特別団体専用列車は新宿を出発し、経堂(OH11)の構内留置線に入ります。そのあと再び小田原線を走って喜多見検車区に入線(入庫)します。喜多見検車区に繋がる線路をツアー客を乗せた状態で走行しますね。通常の営業運転時には体験できないことですので、おススメです。喜多見検車区に入ったあとは再び同じ線路で出庫して小田原線を下り、新百合ヶ丘(OH23)から多摩線に入線します。喜多見検車区唐木田出張所構内まで走行したあと折り返し多摩線を再び走行した後、新百合ヶ丘の7番・8番構内留置線で折り返しします。新百合ヶ丘3番ホームから小田原線に再び戻った後、大野総合車両所にいったん入ります。そのあと小田原線を下って海老名で終点となります。途中の経路では相武台前(OH30)の構内留置線以外の留置線や検車区に立ち寄ることがポイントになります。海老名に到着した後はロマンスカーミュージアムを見学できます。なお両先頭車の展望席を希望される場合や人と人との距離を保つために1人で2座席を希望する場合は通常のツアー料金に追加料金がかかりますのでご注意ください。

なお8月21日には50001F・50002Fを並べて『ロマンスカー・VSE(50000形)フォトセッション IN 喜多見』という撮影会を開催することも発表されました。喜多見検車区構内で5回にわけて行われます。またこの撮影会では運転席に入って撮影することもできます。なかなかVSEの運転席に入ることはないと思いますので、これは参加する価値が十分ありますね。