2020年6月18日

【まさかの】東日本旅客鉄道E353系のパンタグラフ損傷で『あずさ』『かいじ』が運休に

2020年6月18日、東日本旅客鉄道八王子支社が2017年3月から営業運転に投入されているE353系(9両20編成・3両11編成)の複数編成に搭載されているシングルアームパンタグラフの損傷が見つかり、同系列で運転されている『あずさ』『かいじ』が運休になりました。
▲2017年から営業運転に投入されているE353系。電動車に搭載されている複数編成のパンタグラフが損傷していた。

6月17日の運用を終えたあとに松本車両センターで車両点検を行った際に数編成でシングルパンタグラフの損傷が見つかり、松本車両センター以外の車両センターに留置されている編成も点検したところ、全体(基本編成20編成・付属編成11編成の合計31編成)の半数前後の編成でパンタグラフが損傷していることが分かりました。この結果、一部の『あずさ』『かいじ』が運休となりました。原因は調査中とのことですが、E353系自体の運用範囲が広く、千葉県・東京都から神奈川県(一部区間を通過するのみ)・山梨県・長野県と1都4県に及ぶため、その運用範囲の架線の問題もあり得るでしょうね。