2020年6月15日

【台車に亀裂も】京成電鉄本線・押上線青砥(KS-09)で北総鉄道7300形7818編成が脱線

2020年6月12日、京成電鉄本線青砥(KS-09)で北総鉄道7300形7818編成(元京成電鉄3700形3748編成)がホームに進入する際にデハ7812が脱線し、押上線青砥~八広(KS-47)間で運転を見合わせたほか、13日午前にかけてダイヤ乱れが発生しました。
▲青砥に進入しようとしたときに脱線した7300形7818編成。元京成電鉄3700形3748編成をリースした車両である。今後同タイプの台車の亀裂有無の確認のため北総鉄道7300形だけでなくリース元の車両である3700形の調査も必要となりそうか。
▲この脱線事故の影響から東京都交通局5500形(写真)のうち5505Fが京浜急行電鉄久里浜線直通の快特として三崎口(KK-72)まで、5506Fが回送として京成電鉄本線の京成上野(KS-01)に入線する光景が見られた。

この編成はデハ7811を除く7両が京成高砂(KS-10)に隣接の車庫に入りました。事故当該編成の調査の結果、複数の台車に亀裂が入っていたことが判明しました。この脱線事故の影響により東京都交通局浅草線からの直通列車が八広で押上方面に折り返し運転となったほか、東京都交通局5500形5505Fが京浜急行電鉄本線の快特で三崎口まで、5506Fが京成上野まで回送列車で入線するという珍しい光景が見られました。