2020年6月12日

【あと3編成】西武鉄道9000系9105Fが横瀬車両基地に廃車回送される

2020年6月9日、西武鉄道武蔵丘車両基地所属の9000系9105Fが横瀬車両基地に回送されました。車両解体に伴うものと思われます。ただこの系列は9108F(元2代目L-train)の一部が組み替えられていることを考慮すると全車両の解体は考えにくいのでしょうか。
▲横瀬車両基地に旅立った9000系9105F(写真左側)。この写真は西武球場前(SI-41)で9103Fのイベント展示の際に比較として展示された黄色の9000系が9105Fだった。一度営業列車に入ってからイベント展示のために回送されている。黄色の9000系は2編成(20両)で赤色塗装の“RED LUCLY TRAIN”の9103Fとともに動向に注意だ。

これで池袋線に残る9000系(10両固定編成)は3編成(うち1編成は“RED LUCKY TRAIN”の9103F)となりました。今回の9105Fも車両の解体のためとみられますが、4両編成に組み替えられている可能性も否定できません。これは9108Fが廃車回送されたとき、全車解体ではなく一部車両の解体にとどまっており、元の組成から付随車2両と電動車2ユニット分4両の合計6両を抜いて4両に短縮して以降、目立った動きが見られません。9105Fもそのような動きとなることが予想されますが、果たして4両に短縮した9000系がどういう使い道をするのかが気になります。