2020年春に茨城県龍ケ崎市佐貫町に所在する東日本旅客鉄道常磐線『佐貫駅(Sanuki Sta.)』を『龍ケ崎市駅(Ryugasakishi Sta.)』に改称すると水戸支社が発表しました。
▲佐貫に乗り入れる車両。上から651系0番台(臨時列車のみ)、E531系、E657系(すべて水カツ)。
▲E531系の2段式車内LED式旅客案内表示器での佐貫停車中の表示と駅名標。
現在の佐貫駅の常磐線ホームは2面3線の構造(1番線が単式、2番線・3番線が島式)で、ホームがカーブしているため、列車到着時は電車とホームの間があいている旨が自動放送で案内されています。また、下りでは特急待避のない列車を含む普通列車の多くが待避線の2番線、下り特急列車(主に勝田発着の『ときわ』)と取手(JJ-10)以南で通過運転、同駅以北で各駅停車となる特別快速が3番線に到着します。下り普通列車が2番線発着なのは3番線のホームのカーブがきついため、下り特急列車と特別快速が3番線発着なのは待避線に入る前に減速の必要性があるためです。
さらに『佐貫』と似た駅名も存在し、千葉県富津市に所在する内房線『佐貫町駅(Sanukimachi Sta.)』と混同しがちなため、2020年春の駅名改称までは注意が必要です。