2018年7月1日より、東日本旅客鉄道E353系(長モト)が現行車両のE257系0番台(長モト)に代わり『かいじ』の大半(12往復中9往復)と『あずさ』(10往復中3往復)での営業運転を開始しました。なお同系列では付属編成(1号車~3号車)を除く9両編成(4号車~12号車)で運転されています。
▲現行の『スーパーあずさ』だけでなく『かいじ』・『あずさ』でも営業運転を開始したE353系。後者の2列車では付属編成を除いた9両編成での運用である。
E353系での運用初日となった上りの『かいじ102号』(3002M列車、竜王7時02分発)には量産車の長モトS108編成(クハE353-8以下9両)が充当され、始発の竜王では出発式が執り行われました。現在では量産化改造が終了した長モトS101編成も営業運用に投入されており、在籍する全編成が営業運転に入ったことになります。これでE257系0番台の運用は『あずさ』の大半の列車と『かいじ』の一部列車のみに縮小されました。
なお現行ダイヤにおけるE353系の『スーパーあずさ』の場合、自由席は3号車(付属編成)、4号車(基本編成)、5号車(基本編成)、6号車(基本編成)、それ以外が指定席(ただし9号車はグリーン車指定席)となっています。同系列の『あずさ』の場合、自由席は『スーパーあずさ』と同じで、付属編成の分が抜かれるので、4号車(基本編成)、5号車(基本編成)、6号車(基本編成)、『かいじ』の場合、自由席はその3両に7号車(基本編成)が追加される形となっています。