2018年7月2日ころから、小田急電鉄3000形3272F(川崎重工業5次車:6両固定編成)が大野総合車両所に入場し88番構内留置線にて留置されています。同編成は川崎重工業5次車の中で唯一『小田急TV』非対応(従来の15インチ車内LCD式旅客案内表示器1画面)となっているため、動きが注目されるところですね。
▲3000形5次車唯一の『小田急TV』非対応編成の3272Fが大野総合車両所に入場し88番留置線で留置された。車内LCD式旅客案内表示器の2画面化(『小田急TV』対応化)工事が行われた場合、前回の3661Fに続いて13編成目(3081F[元3665F]を含む)だが、6両固定編成への施工は実に3271F以来のこととなる。
同編成は5次車唯一の『小田急TV』非対応編成であったので、大野総合車両所への入場の目的は『小田急TV』対応改造工事のためと思われます。3000形への『小田急TV』対応化工事は3661F以来となりますが、6両固定編成ではなんと3271F以来となります(かなり久しぶりのようです)。同形式全体では13編成目(6両固定編成が6編成、8両固定編成が7編成、10両固定編成が1編成)の施工となり、3272Fの工事施工でついに5次車の全編成が『小田急TV』対応編成となります。
【3000形の『小田急TV』対応化編成 ※2018年7月現在】
4次車(旧東急車輛製造):3267F・3268F
5次車(川崎重工業):3269F・3270F・3271F・3272F・3658F・3659F
6次車(日本車両製造):3660F・3661F・3662F・3663F
7次車(日本車両製造):3664F・3081F(元3665F、中間増備車を含む)
※青色はインペリアルブルー帯の編成、水色は『小田急TV』対応改造工事中
※3000形で最初の施工は6両固定編成の3267F。8両固定編成で最初の施工は3663F。
※10月16日データ修正。3660Fが抜けておりました。失礼いたしました。