2018年7月20日

東日本旅客鉄道E233系0番台八トタ青461編成・八トタ青465編成が『青梅線に自然を探しに行こう!』ラッピング車に

2018年7月1日より、東日本旅客鉄道豊田車両センター所属のE233系0番台青編成(4両編成)に『青梅線に自然を探しに行こう!』ラッピングが施されています。当該は八トタ青461編成(クハE233-519以下4両)と八トタ青465編成(クハE233-523以下4両)となっています。


▲青梅線青梅(JC-62)以西でラッピング電車が走るのは珍しいこと。側面部のラッピングは控えめだが、内装や座席モケットが大幅に変更されている。

▲従来のE233系0番台の座席モケット。本来は橙色のものが使用されている。

当該となった2編成には『青梅線に自然を探しに行こう!』の側面ラッピングが施されましたが、内装は青梅線の自然をイメージしたものに変更され、床部分や貫通扉に自然の装飾がなされたほか、座席モケットが従来の橙色のものから自然をイメージした特別仕様に変更されています。ちなみに分割編成を含む4両編成では青梅線内基準で立川(JC-19)寄りに6両編成を連結して10両編成を組成することを踏まえて4号車のモハE233形200番台に設定された弱冷房車の位置を統一させるため、中央線・青梅線向けのH編成の4両側と青400番編成(いずれも7号車~10号車にあたる)には弱冷房車が1両も設定されていませんでした(つまり弱冷房車はT編成、H編成の6両側、青600番編成の4号車に設定しており、H編成の4両側と青400番編成にはない)。今回ラッピングの当該となった2編成には新たに8号車のモハE233形600番台に弱冷房車が設定されました。このため基本的には青梅線の青梅~奥多摩(JC-74)間を中心に運用され、青梅以東の10両編成の運用には入らないものと思われます(両編成が青600番編成と連結して10両編成の運用に入ると弱冷房車が4号車と8号車になるため)。