2018年7月12日

【車両修理??】小田急電鉄3000形3651F(日本車両製造3次車)の4両が日本車両製造豊川製作所へ

2017年9月10日に小田急電鉄小田原線参宮橋(OH03)~代々木八幡(OH04)間のボクシングジムの火災に巻き込まれた3000形3651F(日本車両製造3次車)のうち、屋根に燃え移った7号車デハ3601を含む新宿(OH01)寄りの4両(クハ3651+デハ3601+デハ3701+サハ3751)が2018年7月10日に日本車両製造豊川製作所まで輸送されました。

▲撮影当時は1番ホームが未整備だった登戸(OH18)に進入する3000形3651F。この編成はいまだに種別行先案内表示器の文字のゴシック体化が確認できていない。
▲厚木(OH33)2番ホームに到着した3000形3651F。ボクシングジムの火災に巻き込まれて以降、約10ヶ月間運用を離脱している同編成が製造元の日本車両製造豊川製作所に里帰り。同編成の復帰が待たれる。

同編成は7号車デハ3601の屋根に火が燃え移って以降運用を離脱しており、その被災車両を含む一部車両は大野総合車両所構内の68番留置線で長らく留置されていました。日本車両製造豊川製作所にてデハ3601の屋根の修理が本格的に行われるものと思われます。損傷のない4両(サハ3851+デハ3801+デハ3901+クハ3951)を残したため、小田原線内(相模大野[OH28]→新松田[OH41])は終電後に1000形の牽引で輸送されたものと思われます。また新松田からの牽引機はEF65形2068号機で、国鉄色に再び塗装された機関車ということもあり注目を集めました。

【3000形3651Fの編成表】 ※青色が輸送された車両
クハ3651+デハ3601+デハ3701+サハ3751+サハ3851+デハ3801+デハ3901+クハ3951