2018年7月26日から27日にかけて、東日本旅客鉄道秋田総合車両センターに入場していた三鷹車両センター所属のE231系0番台八ミツB31編成(クハE231-31以下10両)のうち、クハE231-31+モハE231-61+モハE230-61+クハE230-31の4両が出場し、東大宮操車場まで配給輸送されたあと、豊田車両センター小金井派出所まで自走回送されました。
▲E231系0番台で初めて機器更新工事を受けた八ミツB31編成のうち4両がなぜか転用改造工事を受けずに出場した。編成から6扉車含む付随車とモハE231-62+モハE230-62ユニットが抜かれていたが、先頭車の6扉車表記が消去されていなかったため、動向が注目されている。
この編成はE231系0番台で初めて機器更新工事を受けています。本来ならば6扉車を含む付随車2両を抜いて武蔵野線(京葉車両センター配置)向けへの転用を予想していましたが、意外な展開が待っていました。今回は6扉車を含む付随車のすべてと電動車の1ユニット(モハE231-62+モハE230-62)が抜かれた4両(クハE231-31+モハE231-61+モハE230-61+クハE230-31)を組成していたほか、他編成とは異なり転用改造工事を一切受けておらず(半自動ドアスイッチの取付改造などはなし)、先頭車にある6扉車表記が消されていなかったことから、この4両を何らかの用途に使用するものと思われます。しかも豊田車両センター武蔵小金井派出所に戻ったため、動向が気になります。