2018年7月24日

【性能確認】小田急電鉄1000形1067F(リニューアル車)が小田原線内で試運転を実施

2018年7月24日、小田急電鉄大野総合車両所にてリニューアル更新工事と重要部検査を受けた1000形1067F(新宿[OH01]寄りからクハ1067+デハ1017+デハ1117+クハ1167)が同所を出場し、小田原線相模大野(OH28)~小田原(OH47)間で試運転を実施しました。
▲リニューアル更新工事を受けて初めて小田原線内で足慣らしした1000形1067F。伊勢原(OH36)では1番ホームの中程に停車し、0025レ(平日N61運用)のロマンスカー『EXE』30000形30257Fと3023レ(平日C18運用)の4000形4053Fを待避して発車した(写真1枚目・2枚目)。
▲リニューアル前の1000形1067F。最後まで種別幕は更新後のものに交換されずリニューアル後にフルカラーLED式に取り替えるとともにROM更新が施工された形となった(写真3枚目:向ヶ丘遊園[OH19]、写真4枚目:相模大野でそれぞれ撮影)。

この編成はリニューアル前に同形式で最後まで種別幕の更新(『各停』→『各駅停車』)がなされていませんでしたので、大野総合車両所に長期間入場した際にはリニューアル更新工事の可能性を疑いましたが、予想通りの展開となりました。リニューアル内容は既存のリニューアル車4両編成(1057F・1063F・1064F・1066F)と同じですが、優先席ステッカー付近にヘルプマークをつけている人にも優先席を譲るように案内するステッカーが新たに掲出されているほか、リニューアル当初からフルカラーLED式の種別行先案内表示器のROM更新(『各停』→『各駅停車』、“RAPID EXPRESS”→“Rapid Express”への変更など)の施工がなされたものと思われます。1067Fが運用復帰すると1000形リニューアル車の4両編成は5編成目となります。同編成の相方(3000形3次車以降の編成)と次の1000形のリニューアル対象となる編成が注目されます。

【1000形リニューアル車の状況】 ※2018年7月24日現在
2014年度:1057F1066F 4両2編成
2015年度:1063F 4両1編成
このあと元1256Fと元1056Fの1095Fへの大規模改造が始動
2016年度:1095F(元1056F+元1256F)1096F(元1052F+元1252F) 10両2編成
2017年度:1064F1091F 4両1編成、10両1編成
2018年度:1067FNEW!!〉・???? 4両1編成、10両1編成