2017年3月3日

東日本旅客鉄道ダイヤ改正で消滅する首都圏近辺の列車の記録へ

3月3日の午前は大学でしたが、午後は東日本旅客鉄道へ。ダイヤ改正前日ということで烏山線のキハ40形の運転終了、総武快速線・内房線の『特別快速』運転終了、日中時間帯の高崎線で上野(JU-02)始発の『新前橋』行き列車の消滅、日中時間帯の千葉(JO-28)始発館山行き普通列車の消滅(木更津または君津で運転系統の分断)などで記録すべき列車がいろいろあったのですが、運転時間や移動距離の都合上、総武快速線の『特別快速』と烏山線の撮影は残念ながら諦めました

まずは東京地下鉄経由で東京(JT-01,JU-01)に向かい、7番線に入線したE233系3000番台宮ヤマU233編成+E231系1000番台横コツK-01編成の1860E列車に乗って上野(JU-02)へ。地平ホームから発車して高崎線下り新前橋行きとして運転されている837M列車を狙いに向かいました。

651系1000番台宮オオOM202編成。3003M列車。かつて吾妻線の万座・鹿沢口まで運転していた特急『草津』ですが、現在は長野原草津口までの運転となっています。

写真左側の13番線(E231系1000番台横コツK-36編成が停車している線路に接するホーム)と写真右側の14番線(651系1000番台が停車している線路に接するホーム)のあいだには『TRAIN SUITE 四季島』専用ホームとなる『13.5番線』の設置工事が進められています。また四季島の乗客向けの出発前・到着後のラウンジである『プロローグ四季島』の工事も行われています。

E233系3000番台宮ヤマU225編成+宮ヤマU625編成(元高タカD09編成+元高タカL09編成)。837M列車。まず最初のお目当てはこの上野12:30発の高崎線下り普通列車。平日ダイヤで唯一日中時間帯に運転されていた新前橋行きです。そのダイヤ改正前の日中の新前橋行きの最後の列車に充当されたのは偶然にも同一番号で揃った宮ヤマU225編成+宮ヤマU625編成の15両編成でした。列車番号は837M列車の折り返し直前となる840M列車で表示が『高崎・上越線』(『新前橋』と交互表示)となっています。


普通  高崎・上越線』と『普通  新前橋』(E231系1000番台では『普通』表示がない)の交互表示はダイヤ改正後は上野23:07発で終電間際(深夜)の859M列車でのみ見られます(毎日運転の列車)。土曜休日ダイヤでは午前中に『普通  新前橋』の表示自体を見ることができるのですが、それは東海道線内始発の上野東京ライン直通列車であり、小田原からやって来る1840E列車となります(このときは『東京経由』の表示が消える東京以北であっても『高崎・上越線』とはならないので注意)。

側面部の表示もしっかり記録。この837M列車はダイヤ改正後は高崎行きに短縮されます。

続いては東京へ戻り、E217系横クラY-21編成の1103F列車(平日03運用)で一気に千葉へ。千葉に来たのは久しぶりだったのですが、改札口付近が大きく変わっていてびっくりしました。

今回のお目当ては時間の都合上これだけなのですが、千葉14:15発の内房線下り普通列車です。
209系2100番台千マリC612編成。179M列車。日中時間帯に毎時1本設定されていた千葉始発の館山行き普通列車ですが、改正後は朝晩のみの運転となり、日中時間帯は木更津または君津で千葉方面または館山方面へそれぞれ折り返し運転をする形態となり(ただし千葉方面と館山方面は一部列車で接続がとられる)、千葉~木更津・君津間の普通列車は毎時2本に削減されます(総武快速線からの直通列車を除く)。

側面の『内房線  館山』の表示はダイヤ改正後の日中時間帯では木更津以南でのみ見ることができます。木更津始発の下り列車には上総湊止まりの列車もあります。

E217系横クラY-24編成+横クラY-103編成。1462F列車(平日63運用)。偶然にも元横コツF-53編成のうちの4両である横クラY-103編成に出会ったところで帰りました。

ちなみにダイヤ改正前最後の内房線直通の『特別快速』(2839F列車5839F列車5738F列車2738F列車:いずれも平日39運用)にはE217系横クラY-19編成+横クラY-111編成が充当され、横クラY-111編成が定期運用で最後となる内房線君津~館山間を走行しました。