2016年12月20日に総合車両製作所横浜事業所を新製出場し、2017年1月17日から20日にかけて小田急電鉄小田原線内で性能確認試運転を行っていた4000形4066Fが3月13日の平日E16運用の再出庫(成城学園前[OH14]18:22発の6649レ)より営業運転を開始しました。
▲約4年ぶりに増備された最新鋭の4000形4066Fがついに営業運転を開始した。同形式には固定運用となる10両編成のC運用が存在するものの、本日14日は海老名検車区出庫で順当に平日E17運用に入ったことから、当面は10両編成のE運用に入るものと思われる。
この編成は製造当初から前面部の種別行先案内表示器のROM更新対応化や乗り入れ先の東京地下鉄千代田線内のホームドア設置に対応する機器が設置されているほか、4065Fまでの各編成では両先頭車にのみ設置されていた車椅子スペース兼ベビーカースペースが4066Fでは中間車(6号車のデハ4316と7号車のデハ4216)にも追加設置されています。また同形式では製造当初から前照灯がLED化されているほか(ただし千代田線内ホームドア設置に対応する機器の設置改造工事が施工された4060Fの前照灯もLED式になっている)、運転台は同形式で初めてとなる計器類がすべて画面に集約されたグラスコックピット式とされました(こちらは改造工事が施工された4060Fでも確認済み)。これで4000形は10両16編成(計160両)の陣容となり、これは8000形と同じ在籍両数(ただし同形式は6両16編成、4両16編成である)となります。
【4066Fの運用推移状況】
13日:平日E16運用(6649レのみ)
14日:平日E17運用(1016レ~4205レ)
本日は平日E17運用で運用されているため、明日以降は以下の運用のいずれかとなります。太字はもしも順当に流れた場合の運用を示しています。
15日:平日C11運用・平日E16運用(1515レ~1514レ)・平日E18運用・平日E32運用・平日E37運用