2017年3月31日

【衝撃の事実!?】小田急電鉄4000形4066Fは東京地下鉄千代田線に直通できない!?

2016年12月20日に新製出場し2017年3月13日から営業運転に投入されている小田急電鉄4000形4066Fですが、現在は10両編成のE運用を中心に使用されています。ちなみにこの編成はなぜか東京地下鉄千代田線・東日本旅客鉄道常磐緩行線に直通できないのです。
▲4000形最新鋭の4066Fに意外な事実が。なんとこの編成は千代田線に直通できないのだ。

実はこの形式には東京地下鉄千代田線に直通するために5号車『サハ4350形』(サハ4351~サハ4365)の転落防止幌付近に誘導無線アンテナが搭載されている(そのアンテナが搭載されている車両の転落防止幌は小さくなっている)のですが、なぜか4066Fの5号車『サハ4366』に限りそれが一切搭載されておらず通常の転落防止幌が装着されているために違和感を覚えたからではないでしょうか。ただしそれを大野総合車両所で搭載する工事を施工すれば他編成と同様に乗り入れは可能となります。そのためかグラスコックピットの運転台には『千代田線入線禁止』のラベルが貼付されており、千代田線直通対応の同形式と区別するためと思われます。そのためにこの最新鋭は誘導無線アンテナが搭載されるまでの当面のあいだは10両編成のE運用(E11~E37、E61~E66)および一部C運用(C11、C12、C22再出庫などの地上運用)に限定されていると考えたほうがよさそうですね。