東京地下鉄では日比谷線に投入される新型車両13000系の本格的な営業運転について、3月25日より開始すると発表しました。なお同系列は2016年12月23日から25日に霞ヶ関(H-06)~南千住(H-20)を1往復する特別運転を実施していました。
▲3月25日から本格始動する13000系。銀座線1000系と同じくホームドアの導入により停車時分が増えるため、運用数が増えることを考慮して、すでに落成した編成を含めて03系よりも2編成多い44編成(13144Fまで)が近畿車輛にて製造される予定。
日比谷線内では13101Fを中心に、普段は入線しない東京急行電鉄東横線・大井町線・田園都市線(こちらは鷺沼検車区での検査入場などを考慮)、東武鉄道スカイツリーラインといった同系列の乗り入れ先の路線では13102Fを中心に試運転を実施していたほか、昨年12月には13101Fを使用して実際の営業運転さながらに一足早く乗客を乗せて特別運転を行ったりしていました。なお2月以降はあまり動きがみられませんでした。なお13000系は東武鉄道70000系と同じく4扉車両の7両編成であり、03系(こちらは3扉車両の8両編成、一部5扉車両あり)や東武鉄道20000系列(一部5扉車両あり)と扉の位置が異なるため、運用範囲の各駅(日比谷線全駅)には7両編成の乗車位置が設けられるほか、各駅の発車標では『7両』(13000系・70000系)または『8両』(13000系・70000系を除く系列)といった両数表示を出すようです。