2017年3月25日

西武鉄道40000系の営業運転と有料座席指定制列車『S-Train』の運用を開始

2017年3月25日のダイヤ改正時より、西武鉄道小手指車両基地所属の40000系40101F・40102Fが営業運転を開始し、同日より設定された自社の池袋線・西武有楽町線・西武秩父線と東京地下鉄有楽町線(平日のみ)・副都心線、東京急行電鉄東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線(土曜休日のみ)を直通する有料座席指定制列車『S-Train』としての定期運用を開始しました。

▲30000系以来となる新型車両40000系が『S-Train』としてついに始動。現段階ではロングシートとクロスシートに転換できる40101F・40102Fの10両2編成のみの在籍であるが、40000系自体はあと6編成の増備が予想されており、全車両ロングシートの編成が登場する可能性もあり得そうだ。

運用初日は40101Fが『S-Train』1号(土曜休日71M運用)に、40102Fが『S-Train』2号(土曜休日72M運用)にそれぞれ充当され、両列車の始発駅である飯能(SI-26)と横浜高速鉄道みなとみらい線元町・中華街(MM06)の両駅では出発式が行われました。同系列は着席を目的とした有料座席指定制列車に優先的に充当されることから、同系列に乗車するにはICカードを含む乗車券のほかに指定席券が必要となります。なお指定席券を持たずに『S-Train』に乗車すると乗車直前の指定席料金に追加料金が上乗せされてしまいますので(このシステムは小田急電鉄の特急ロマンスカーや東日本旅客鉄道の普通列車グリーン車と同様)、必ず乗車前に指定席券を購入することをおすすめします。