2017年1月30日

東京急行電鉄5000系6扉車組み込み編成、残りは3編成に

2016年1月から始まった東京急行電鉄田園都市線の5000系6扉車組み込み編成の全車4扉車化が進んでいますが、2017年1月30日現在でも6扉車組み込みで残っている編成がいます。それは5105F・5108F・5110Fの3編成のみです(つまり残りの6扉車は3編成分の9両である)。


▲数少ない6扉車組み込み編成の5105F・5108F・5110F。現在でも6扉車組み込みの状態で運用が続いているが最後まで6扉車組み込み編成で残るのは果たしてどの編成になるのだろうか。

▲2017年1月上旬まで5106Fの編成中間に連結されていた6扉車。総合車両製作所横浜事業所へ輸送されずに長津田車両工場から搬出されて解体された(写真は旧サハ5406・旧サハ5506)。

この3編成についても順次4扉車に置き換えていくものと思われます。当初は5120Fから逆連番で置き換えられていくと思われていましたが、5114Fの分が飛ばされた(ただし5114Fは2016年12月に全車4扉車化された)のを機に6扉車の置き換えは初期編成にもおよび、現在では5105F・5108F・5110Fの3編成を除く各編成の4扉車化が完了しています。また6扉車の置き換えとともに車内LCD旅客案内表示器が従来の15インチ2画面から17インチワイド2画面に変更されているため、従来の15インチの車内LCD旅客案内表示器を搭載する編成も5105F・5108F・5110Fの3編成を残すのみとなっています。この3編成に連結されている6扉車の置き換えは3編成分で一気に行われるのか、2編成分と1編成分に別々に分けて行われるのか注目です。もしかすると今年度中に6扉車の置き換えが終わる可能性があり、来年度以降は田園都市線内でのホームドア設置が進行しそうです。