2017年1月5日

小田急電鉄1000形1064F、リニューアル更新工事か

2017年1月現在、小田急電鉄1000形で4両固定編成の1064Fの目撃情報が確認されていません。長らく運用を離れていることから大野総合車両所に入場しているものとみられています。この編成は重要部検査を兼ねてリニューアル更新工事に入ったのでしょうか。
▲【イメージ】リニューアル更新工事前の1064Fの姿。このときは下り方に1067Fを連結しB運用に充当されていた。2016年度の1000形のリニューアル対象車両は10両2編成で1095F・1096Fが該当するため、入場中の1064Fは2017年度分のリニューアル編成に含まれるだろうか。

同編成はリニューアル直前まで1067Fや1251Fと連結してB運用やE運用(まれにC運用)に入っていました。2016年度では1095F(元1056F+元1256F)と1096F(元1052F+元1252F)が該当するため、リニューアル更新工事中と思われる1064Fは2017年度のリニューアル編成に該当するものと思われます。かつて同編成は1254Fなどと組んで東京地下鉄千代田線に直通していた編成(これはかつての1066Fも同様だった)で4両固定編成であるため、1057F・1063F・1066Fと同じく現在の番号のままリニューアル更新工事を受ける可能性があります。1064Fのリニューアル更新工事によって4両固定編成の1057F・1063F・1064F・1066Fと10両固定編成の1095F・1096F(現在は重要部検査施行のため入場中)の6編成、計36両がリニューアルされることになります。現在のところリニューアル更新工事は8両固定編成の1081Fと製造当初から10両固定編成の1091F~1094Fには施行されておらず、後者については重要部検査をすでに通している編成がいるため、その編成についてはリニューアル更新工事は次回(おそらく2019年以降)に持ち越しとなっています。

★2014年度以降のリニューアル更新状況(編成番号順、2017年1月現在)★
【2014年度】1057F・1066F  ※1066Fがトップでリニューアル更新工事
【2015年度】1063F  ※このあと元1256Fが入場、1095Fの一部へ
【2016年度】1095F(元1052F+元1252F)・1096F(元1052F+元1252F)
【2017年度】1064F(予想・リニューアル更新工事中)