2017年1月4日

小田急電鉄3000形3665Fの車内LCD旅客案内表示器が『小田急TV』対応の17インチ2画面に

昨年10月頃から入場していた小田急電鉄3000形3665F(日本車両製造7次車)が大野総合車両所を出場し小田原線相模大野(OH28)~秦野(OH39)間で試運転を行いました。

▲昨年10月から大野総合車両所に入場していた3665F。年をまたいで約3ヶ月後に出場。この編成は重要部検査を受けたが、入場期間から年をまたいでいるため、車内LCD旅客案内表示器の2画面化工事をしていたものとみられる。

この編成は重要部検査を受けて出場したものの、昨年10月から大野総合車両所に入場していたため、重要部検査を兼ねたうえで車内LCD旅客案内表示器の2画面化(『小田急TV』対応化)工事を行っていたものとみられます。『小田急TV』対応となった同形式は3267F・3268F・3269F・3270F・3271F・3663F・3665Fの7編成ですが、8両固定編成では3663F以来で2編成目となります。ちなみにこの3665Fは製造当初は先に登場していた8両固定編成や6両固定編成の3264F・3266F(3次車)や4次車以降の編成と同じソフト音でしたが、2010年以降にはなぜか3263F・3664Fとともに3265Fと同じ全密閉モーターのソフト音に更新されていますので、ソフト音更新後の同形式では今回が初めてのケースとなります。明日以降に営業運転に復帰しますので、全密閉モーターとなっている3665Fと3打式ドアチャイムの組み合わせを実車で体験してみてはいかがだろうか。最初は多少の違和感があるかもしれません。3664Fと比べてみるのもいいですよね。