2017年1月25日、東日本旅客鉄道E233系3000番台横コツE-53編成(元東チタNT51編成:クハE233-3503以下5両)が所属先となる国府津車両センターから郡山総合車両センターまで配給輸送され入場しました。今後の同編成の動きが注目されます。
▲長岡車両センターの赤いEF81形にエスコートされ、E233系3000番台の運用範囲の北端となる宇都宮線の黒磯を越えて東北本線の交流区間に初めて姿を現した横コツE-53編成。ちなみにこの横コツE-53編成がかつて『東チタNT51編成』として新製出場したときに赤いEF81形(このときは134号機)に牽引されたことがある。
牽引機は長岡車両センターのEF64形1000番台(定番は1030号機・1031号機・1032号機)ではなくEF81形141号機でした。入場先の郡山総合車両センターで何らかの工事が行われるものと思われます。今回配給輸送されたE233系3000番台は直流の近郊形電車で途中の黒磯以北の東北本線は交流電化区間となる(電化方式が異なる)ことから、13号車に搭載されているモハE233-3603のパンタグラフ(予備を含む2基)は下ろされたまま、すなわち交流区間でパンタグラフが上がらないように固定した状態で輸送されました。ちなみにこの編成はもともと旧田町車両センター(現在の東京総合車両センター田町センター)に新製配置され、当時は『東チタNT51編成』を名乗っていました。その編成が当時の『東チタNT1編成』(現在の横コツE-03編成)とともに旧新津車両製作所(現在の総合車両製作所新津事業所)を新製出場した際に赤いEF81形(このときは134号機)の牽引で配給輸送されていたことがあります。
★編成形態★ ※機関車側が進行方向
EF81形141号機+[横コツE-53編成]クハE233-3503+サハE233-3003+モハE233-3603+モハE232-3603+クハE232-3503