2025年9月24日、東日本旅客鉄道が2027年春(同年ダイヤ改正当日と思われる)から京浜東北線横浜(JK-13)~蒲田(JK-17)間、南浦和(JK-42)~大宮(JK-47)間と根岸線(大船(JK-01)~横浜間)全線、中央・総武線の全線で車掌が乗務しないワンマン運転を導入すると発表しました。
▲京浜東北線・根岸線のワンマン運転区間は大船~蒲田間・南浦和~大宮間で、車掌が乗務する区間は蒲田~南浦和間に縮小される。蒲田などでご当地発車メロディが聞けるのは1番線ではあと少しになるが、3番線・4番線ではまだまだ聞ける可能性が…。それ以外の駅の大半は“JRE-IKST”シリーズに変更済みとなっている。.JPG)
▲中央・総武線のワンマン運転区間は全区間となり、三鷹(JB-01)や水道橋(JB-17)などご当地メロディが聞けるのもあと少しになりそう。大半の駅では千葉(JB-39)を除き“JRE-IKST”シリーズに変更済みだ。車外スピーカーを設置していない同系列0番台はどうするのか。
首都圏では乗務員の減少に伴いワンマン運転を導入する路線が増えており、2025年3月時点のダイヤ改正時点では常磐線土浦~原ノ町間(付属編成の単独のみ)、常磐緩行線(各駅停車)、水戸線、南武線(支線含む)、鶴見線、内房線木更津以南、外房線上総一ノ宮以南、鹿島線で導入されており、来春のダイヤ改正から横浜線でもワンマン運転導入が予定されています(ホームドアは相原(JH-29)・八王子みなみ野(JH-30)・片倉(JH-31)と一部副本線のホームで未導入)。京浜東北線・根岸線では大船~蒲田間と南浦和~大宮間のみで、それ以外の区間では車掌が乗務するものと思われます。一方の中央・総武線では全線でワンマン運転が導入されます。
京浜東北線・根岸線ではE233系1000番台と横浜線・根岸線直通列車として同系列6000番台が乗り入れていますが、車外スピーカーが設置されているので問題はなさそうです。一方では中央・総武線ではE231系0番台の全車4扉車編成とE231系500番台が乗り入れていますが、このなかにE231系0番台だけは車外スピーカーが設置されておらず、6M4Tで残存している編成の今後の動向が注目されます。