2025年9月11日(厳密には10日深夜)から、東日本旅客鉄道京葉線・外房線・内房線などで運用されているE233系5000番台都ケヨ551編成(クハE233-5501以下6両)が所定では209系2100番台の6両固定編成で運転される東金線直通運用(2往復)を代走しています。209系2100番台の車両の不具合に伴う不足を補うため、予備に余裕のあるE233系5000番台分割編成の6両側が選ばれたようです。
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▲所定の209系2100番台6両固定編成で運転される東金線直通運用の2往復がE233系5000番台都ケヨ551編成(写真奥側の6両)で代走となっている。東金線内は(写真手前側の4両の)都ケヨF51編成が定期的に入線しているが、線内完結を含めても朝晩が中心で、一部外房線誉田での分割併合が絡んでいる。ただし今回の代走運用は外房線内でも単独運転となっている。
代走運用となったのは千葉(JO-28,JB-39)と成東のあいだを外房線・東金線経由で結ぶ2往復の列車で、1625M列車(成0627←千0541)・1624M列車(成0631→千0719)・1633M列車(成0823←千0732)・1632M列車(成0828→千0916)の2往復4列車となっています。これ以外にも1235M列車(網2427←千2359)の代走も行っているようです。このE233系5000番台では本来4両固定編成側が担当する成東発着列車のほかに、路線は異なりますが千葉発着列車でも運転されるため(主に内房線内)、『東金線直通』のほか『各駅停車成東』・『各駅停車千葉』を表示することができますので、その表示は登場当初から代走運用を見越して用意されていたものと思われます。E233系5000番台分割編成の運用はかつて3運用ありましたが、平日朝のみの81運用が消滅して分割併合が絡む83運用・85運用のみとなっているため、予備が2編成あるために、分割編成の一部が10両固定編成の運用に入ることがあります。この予備を活用して都ケヨ551編成が急遽東金線直通運用の代走に抜擢された可能性があり、9月7日に京葉車両センターから幕張車両センターに自走回送されていました。この代走運用が終了するまでは都ケヨF51編成は単独留置になっているものと思われます。