2025年9月1日

【歴代車両をラッピング】相模鉄道9000系9703Fが“SOTETSU LINE HISTORY TRAIN”として運転を開始

2025年9月2日の平日57運用(1404レ・か0629→横0705)より、相模鉄道9000系で最初に3代目塗装となり“YOKOHAMA NAVYBLUE”にリニューアルされた9703Fに同社の歴史(歴代車両)を彩るラッピング電車の“SOTETSU LINE HISTORY TRAIN”の運転が開始されました。このラッピング電車は2026年3月末まで運転される予定です。
▲相模鉄道9000系でかなり珍しいラッピング電車“SOTETSU LINE HISTORY TRAIN”となった9703F。相模鉄道の全通勤形電車で最初に3代目塗装となり、12000系・20000系以降の新製車両の塗装に影響を与えた。来春から13000系(8両固定編成)が仲間に加わる。

9000系9703Fは相模鉄道の全通勤形電車で先陣を切り最初に3代目塗装へリニューアルされた編成であり、現在ではリニューアルの進捗や新型車両への置き換えなどを経て11000系を除く現役車種に最低でも1編成以上は“YOKOHAMA NAVYBLUE”の車両が存在します(9000系、12000系、20000系は現役の全編成だが、8000系は8709Fのみ、10000系は10707F10708Fを除く)。車番は唯一側面部の中央下部に記載されており(車番はホームドア非対応)、車体側面部にラッピングすることを考慮してこの編成が選ばれたものと思われます。先頭車へのヘッドマークは1926年開業時の蒸気機関車車両と2026年春導入の13000系が並んでデザインされたものとなっており、デザインはクハ9703・クハ9503で同一とみられます。自社完結の運用となるので、新横浜線(ダイヤ乱れ時を除く)および直通運転先の路線(東急電鉄・東日本旅客鉄道管内)での運転はありません。運転期間中には車体側面の歴代車両のラッピングが変わる可能性がありますので、見かけるたびに注目すべきかもしれませんね。

※運転開始日が誤っておりましたので訂正いたします。