2025年9月25日

【あと3編成に】東京地下鉄8000系8118Fが東武鉄道経理部資材管理センター北館林車両解体場へ自走回送される

2025年9月24日、東京地下鉄8000系8118Fが所属先の鷺沼検車区から東急電鉄田園都市線・半蔵門線・東武鉄道伊勢崎線・佐野線経由で、東武鉄道経理部資材管理センター北館林車両解体場へ自走回送されました。18000系18115Fの導入に伴う廃車除籍処分と思われます。
▲8000系8118Fが自走回送で東武鉄道経理部資材管理センター北館林車両解体場へ旅立つ。これで8000系は保存候補のトップナンバーを含む残り3編成(30両)に。2010年度にB修繕工事を受けたが、この編成からは車内案内表示器がLED式からLCD式に初めて更新されていた。
▲18000系1次車から一部仕様を変更した2次車は3編成が登場済み(写真は18112F)で、なぜか18113Fの分が飛ばされている。

今回の動きは18000系2次車の18115Fの導入に伴う廃車と思われます(ただし18113Fは現時点で未出場)。8000系の在籍はこれで3編成40両(8101F8109F8116F)となります。今回廃車となった8000系8118Fは登場当初は中間付随車なしの8両固定編成でしたが、中間付随車2両を増結して10両固定編成への増強が実施され、2010年度にはB修繕工事を受けたのですが、この編成からは施行内容が変更されており、袖仕切り板の大型化およびスタンションポールの設置、車内案内表示器に初めて17インチワイドのLCD式と新たに3打式ドアチャイムを採用したほか、ドアランプを初めて設置しました。そのため同系列では初めて3打式ドアチャイムと車内LCD式旅客案内表示器を採用したことで、これ以降のB修繕工事施工編成はこのような工事内容となっていきました。ドアエンジンは8104Fのように初期時代のドアエンジンではありませんでした。今回の8118Fの廃車で残る編成は8101F8109F8116Fだけとなりました。

【鷺沼検車区8000系の在籍状況】2025年9月24日現在
《現役》  3編成(  30両)
8101F8109F8116F
《廃車》16編成(160両)
8102F8103F8104F8105F8106F8107F8108F8110F8111F8112F8113F8114F8115F8117F8118F8119F

【鷺沼検車区18000系の在籍状況】2025年8月27日現在
14編成(140両)
18101F18102F18103F18104F18105F18106F18107F18108F18109F18110F18111F18112F18114F18115F