2024年9月30日

【特急1本臨時停車も】小田急電鉄で『第77回秦野たばこ祭り』開催に伴う臨時各駅停車が運転される

2024年9月29日、小田急電鉄では神奈川県秦野市で『第77回秦野たばこ祭り』の開催に伴い臨時各駅停車が本厚木(OH34)~新松田(OH41)間を中心に増発され、いずれも10両固定編成が使用されました。
▲『第77回秦野たばこ祭り』の観客輸送で臨時各駅停車(土曜休日E26運用に相当する運用)に充当されていた3000形3094F。本厚木到着後は大野総合車両所に臨時回送で入庫したものと思われる。
▲『第77回秦野たばこ祭り』の観客輸送で臨時各駅停車に充当されていた5000形5054F。同編成の子育て応援車両にあたる3号車サハ5354にはJKK東京の装飾が施されている。この編成は土曜休日E23運用に充当されており、大野総合車両所に入庫のところを延長運転して対応しており、折り返しの各駅停車(6682レ)も延長運転となっている。

臨時各駅停車の増発に限らず、特急ロマンスカー1本、0278レ(土曜休日N75運用)が本来は通過となる秦野(OH39)に臨時停車するなどの措置が取られました(同列車の充当はロマンスカー“MSE”60000形60252F)。なお上りの臨時各駅停車は1本は本厚木(OH34)行きとして運転されましたが(土曜休日E26運用相当)、もう1本は新宿(OH01)行きとなり(土曜休日E23運用相当、実質6682レの延長運転)、本来の本厚木始発の定期各駅停車を秦野以西始発などに延長する形がとられていました。

ちなみに余談ですが、海老名(OH32)では下り2番ホームにホームドアの本体が設置されたことをお伝えしましたが、29日からは1番ホームにも本体が設置されました。いずれは上り3番ホームや4番ホームにも設置が見込まれます。年内中には本格稼働開始となるのでしょうか。

2024年9月29日

【種別は交換済み】東急電鉄5000系列の初期車両から3色LED式の行先案内表示器が消滅

2024年9月29日、東急電鉄東横線向け5000・5050系0番台5171Fのサハ5471・サハ5571の側面部の行先案内表示器が3色LED式からフルカラーLED式(白色LED式)に更新され、同日の土曜休日17K運用から運用されています。
▲中間付随車2両が元田園都市線の初期車両となっている5000・5050系0番台5171F。その中間付随車の行先案内表示器がついに更新され、5000系列(Y500系を含む)から3色LED式が消滅となった。なお3色LED式での最終運用は27日の平日25K運用だった。
▲5000・5050系0番台5171Fの行先案内表示器が更新される前の姿。田園都市線向け初期編成から転用したため種別表示器は当初は幕式(のちにフルカラーLED式に交換される)、行先表示器は一昨日入庫するまで3色LED式のままだった。

5000系列のうち東横線向けに新製投入された一部の編成では当時田園都市線向けの同系列の最初の3編成を除いて6扉車(中間付随車・現在消滅済み)を1編成あたり2両から3両に増やす関係などから余剰となった中間付随車を転用して組み込んでおり(新製はその都合で6両以下となっている)、4号車・5号車を中心に種別行先案内表示器が幕式と3色LED式、それ以外の号車ではフルカラーLED式となっていました。横浜高速鉄道Y500系で種別行先案内表示器の種別更新を経て行先表示器の更新が開始されて以降、5000系列の初期編成にも順次拡大し、そして今回の5171Fの中間付随車の更新をもって、同系列の全編成で全車両の種別行先案内表示器のフルカラーLED化が完了したことになります。なお5171Fに組み込まれている中間付随車は元5104Fに組み込まれていたもので、6扉車3両を組み込む都合で余剰となった2両が5171Fに転用されています。

2024年9月28日

【また減るE217系】東日本旅客鉄道E217系都クラY-41編成が長野総合車両センターに配給輸送される

2024年9月25日、東日本旅客鉄道鎌倉車両センター所属のE217系都クラY-41編成(クハE217-41以下11両)が新潟車両センター所属のEF64形1030号機に牽引されて所属先から南武線経由で長野総合車両センターへ配給輸送されました。廃車解体処分のためと思われます。
▲E217系都クラY-41編成がEF64形1030号機に導かれて帰らぬ旅へ。また1編成1編成と減っていく。
▲鎌倉車両センター構内にずらりと並んでいたE217系(9月21日、東海道線車内より撮影)。この光景はE235系1000番台が多数を占めている中では奇跡としかいいようがない

配給輸送された都クラY-41編成は最終年度の1999年度に製造された8次車であり、約25年間の活躍でした。先に廃車された8次車と比べると活躍期間は長めです。この8次車では7次車から貫通扉が廃止されて非貫通構造となったことから、実際には貫通扉があるように見えるダミーの構造となっています。現在も東海道線でも活躍した付属編成2本が残っているほか(東海道線でも運用された基本編成3本はすべて廃車された)、E235系1000番台の製造が終盤を迎え、基本編成は10編成を切っていますから、今後はE217系を見かけて記録できただけでもラッキーと思わなければいけませんね。

2024年9月26日

【初のサステナ車両】元小田急電鉄8000形8261F、西武鉄道国分寺線での系列名称と車両デザインが決定!

2024年5月に小田急電鉄から西武鉄道に譲渡され、同年6月30日終電後に武蔵丘車両検修場に転用改造工事のために入場中の『サステナ車両』である元小田急電鉄8000形8261F(6両固定編成)ですが、譲受車両の系列名称と車両デザインが決定したと発表しました。
▲現在転用改造工事を受けている元小田急電鉄8000形8261Fは新たに『西武鉄道8000系』として国分寺線に投入されることが決まった。トップナンバーは『8101F』、それ以降は『8102F』『8103F』…ということになるのだろうか。デザインは西武鉄道のコーポレートカラーの『ブルー』と『グリーン』をベースとした市松模様となっている。
▲今後も小田急電鉄8000形の西武鉄道譲渡編成が増えるものと思われるが、一部は部品取りでの譲渡もあり得そうだ(写真は8260F8262F8263F8266F)。

西武鉄道国分寺線で運用される元小田急電鉄8000形電車であることを踏まえて西武鉄道での系列名は『8000系』となり、6000系、9000系と同じ付番方法になるものと思われ、トップナンバーは『8101F』、それ以降は『8102F』『8103F』…という編成番号になるものと思われます。前面部のデザインは30000系に近いもの、側面部のデザインは30000系および40000系とを折衷したようなものとなっています。なお車端部以外の7人掛けの一般座席部分は変更ありませんが、優先席などの車端部の座席は小田急電鉄時代の4人掛けから西武鉄道では3人掛けに変更されています。また網棚上部の広告スペースは西武鉄道では小田急電鉄より大きめであることから、広告スペースの大きさが変更されています。小田急電鉄時代からの袖仕切り板は設置されていないほか、車内照明はLED式に更新される見込みです。車内防犯カメラは譲渡時点で未設置であるほか、車内案内表示器は2006年度のリニューアル更新工事の際に設置されていますので、活用されるでしょうか。なお西武鉄道公式YouTubeでは譲渡される前の小田急電鉄時代の車番や“OER”ロゴマークを撤去するなどの様子が見られます。いずれはドアステッカーの変更やQRコードの撤去などが見込まれます(ドア部分には黄色の警戒色が追加される見込み)。車番(ホームドア設置に対応した場所に配置)と元クハ8261のスカート部分を今後どうしていくのか気になる部分はありますが、出場時の状況が注目されます。

【西武鉄道8000系の在籍状況】※2024年9月26日現在 全体…1編成6両
《6両固定編成》(仮)8101F 種車…元8261F
※編成番号は正式に判明するまで予想としたうえで(仮)表記とします

2024年9月25日

【クヤ31形連結対応】小田急電鉄8000形8066F(4両固定編成・2011年度リニューアル車)、大野総合車両所検査出場

2024年9月25日、小田急電鉄大野総合車両所に入場していた8000形8066F(4両固定編成・2011年度リニューアル車)が重要部検査を受けて出場し、小田原線で試運転を行いました。運用復帰間近と思われますが、検査入場前の相方が8266F(6両固定編成・2006年度リニューアル車)ではなく3000形2次車の3256Fとなっていました。
▲2011年度リニューアル車の8000形8066Fが無事に検査出場。この関係から9月上旬実施のクヤ31形との定期検測(の電源供給車)と、同形式の大野総合車両所入場時の補助は8000形8065Fが担当した。
▲本来は8000形8266F8066Fの相方となるのだが、何らかの都合で8266Fとのペアには戻れない可能性がある。入場前の相方は3000形3256Fが担当していたため、同編成となる可能性はある。

今回出場した8000形8066Fではもともとクヤ31形との連結に対応しており、出場とともにD-ATS-Pの二重系化が実施されたようです。D-ATS-Pの二重系化は3000形の一部編成で実施されていますが、8000形4両固定編成では初めてのことと思われます。クヤ31形との連結には欠かせない編成のひとつであることから今後も活躍が期待されています。元相方の8266Fは単独が続いているため、今後の譲渡を含めた動向が気になります。

【8000形の在籍状況】※2024年9月25日現在 全体…18編成90両/32編成160両
※下線部は種別行先案内表示器が3色LED式の編成
《4両固定編成》
運用中…9編成(36両)
8051F8053F8057F8058F8059F8063F8064F8065F8066F
廃車済…7編成(28両)
8052F8054F8055F8056F8060F8061F8062F
《6両固定編成》
運用中…9編成(54両)
8252F8253F8257F8258F8260F8262F8263F8265F8266F
譲渡済…1編成(  6両)
8261F
廃車済…6編成(36両)
8251F8254F8255F8256F8259F8264F

2024年9月23日

【8000形2編成使用】小田急電鉄『8000形で蘇る懐かしのネームドトレインヘッドマーク復刻撮影会』実施される

2024年9月22日、小田急電鉄海老名検車区構内で『8000形で蘇る懐かしのネームドトレインヘッドマーク復刻撮影会』が行われました。使用編成は20日の平日E26運用充当後に大野総合車両所に留置されていた8000形8051F(4両固定編成・2008年度リニューアル車)と8252F(6両固定編成・2006年度リニューアル車)が使用されました。
▲撮影会の序盤と終盤はこのスタイルとなり、8000形8051Fは『味覚号』、8252Fは『猪鍋号』となった。この関係で種別行先案内表示は写真の通りとなった。
▲撮影会の中盤はこのスタイルとなり、8000形8051Fは『猪鍋号』、8252Fは『味覚号』となった。このことから種別行先案内表示が交換されているのがわかる。
▲イベント開催に備えて8000形8051Fとともに大野総合車両所から海老名検車区に自走回送されていた8252F。このとき8051F8252Fの陰に隠れて留置されていたが、イベント開催時にクハ8151がクハ8552とぴったり並べるように構内移動を行った。

今回の使用車両の8000形8051F(4両固定編成・2008年度リニューアル車)と8252F(6両固定編成・2006年度リニューアル車)は10両編成でペアを組んでおり、20日の平日E26運用で大野総合車両所に入庫したあと、予備車両となり、海老名検車区に自走回送されてイベント実施の際に解放となりました。イベント終了後に再編されたものと思われます。撮影会では序盤と終盤は8000形8051Fが『味覚号』、8252Fが『猪鍋号』となり、中盤は8051Fが『猪鍋号』、8252Fが『味覚号』となりました。イベント参加という形では8051Fは通勤形電車の撮影会以来2回目、8252Fはリニューアル後では初となったようです。

※おまけ※
余談ですが、9月22日未明(21日終電後)に海老名(OH32)の下り2番ホームにロマンスカーに対応するホームドア本体が設置されました。相模大野(OH28)と同じく下りホームからの設置となったようです。残るホーム3線分にも設置されるものと思われます。ちなみに2024年度のホームドア設置駅は小田原線相模大野・海老名、江ノ島線中央林間(OE02)・大和(OE05)のすべてのホームとなっています。

2024年9月22日

本日の小田急電鉄小田原線撮影 ~2024.09.22 懐かしのネームドトレインヘッドマーク復刻撮影会SP~

2024年9月22日は小田急電鉄小田原線を撮影しますが、今回は海老名検車区構内で行われた『8000形で蘇る懐かしのネームドトレインヘッドマーク復刻撮影会』の第1回に参加してきましたので、その様子を報告します。まずは伊勢原(OH36)にて。
3000形3092F6507レ6520レ(土曜休日E24運用)。
8000形8266F6813レ(土曜休日A16運用)。8000形の単独が増えている状況ですが、検査や車軸交換なども絡んでいるでしょうか。来年度も廃車解体処分と西武鉄道への譲渡が予想されているだけに、今後の動向が気になる形式のひとつです。
同編成はなんとなんと8000形8057F+3000形3257F3106レ(土曜休日E68運用)と並びました。8000形は編成関係なく記録しておきたい通勤形最古参です。
ロマンスカー“EXE”30000形30057F+30257F回9005レ(土曜休日N41N61運用)。置き換えが発表された未更新車両に出会いました。0974レの送り込みでした。また回9009レ(土曜休日N42N62運用)がなんと“EXE”30000形30055F+30255Fの充当であったため、『スーパーはこね』にその編成が充当されたことに。

私はそのあと3000形3087F3108レ(土曜休日E18運用)に乗って移動し、海老名(OH32)に向かいます。
海老名では下り2番ホームにホームドアの本体が設置されました。昨日の時点ではホームドア本体が設置されていなかったため、昨日終電後(本日未明)に喜多見検車区に留置されていた4000形4053Fによって運搬され設置されたものとみられます。相模大野(OH28)と同様に下りホームからの設置となりました。またホームドア設置に備えて停止位置の目安となるものも設置されました(10両と6両・8両の分)。

改札口付近で受付を済ませ、小田急トラベルの担当者の案内で移動します。今回の展示車両は通勤形電車最古参の8000形で以下の編成が使用されました。この撮影会では2グループに分かれて正面からと別角度からで撮影をしましたが、写真は私が厳選したものであることをご容赦くださいませ。
38番構内留置線…8000形8252F 表示は『急  行伊 勢 原
39番構内留置線…8000形8051F 表示は『急  行小 田 原(OH47)』

今回の使用車両は8000形8051F(4両固定編成・2008年度リニューアル車)・8252F(6両固定編成・2006年度リニューアル車)となりました。両者は一昨日の平日E26運用で大野総合車両所に入庫したあと、21日に予備となり、海老名検車区に回送され、イベントの準備を行ったものと思われます。ヘッドマークは8051Fが『味覚号』、8252Fが『猪鍋号』となりました。いずれはこれを交互に変えることになります。
今回は61番構内留置線を行き来する事業用車両が往復していたこともあり、まさかのコラボとなりました。なお今回は天候の都合などで近隣の留置線にいる車両は撮っておりませんのでご注意。
この両者は普段から組まれているペアなので、見慣れていますが、イベント参加という形では私にとっては8051Fは通勤形電車の撮影会以来2回目、8252Fは初となります。
この8051Fは通勤形電車の撮影会の時にも種別行先表示は違いますがこの39番構内留置線に留置されていましたね。就役40年を数えるベテランですが、まだまだ活躍は続きそう。この『味覚号』での種別行先表示は普段から見かける表示なので省略。
一方の8252Fは珍しいイベント参加。この『猪鍋号』では平日に新宿(OH01)発で2本設定がある種別行先。1233レ(平日E67運用)と1269レ(平日E21運用)で見られます。それ以外は東京地下鉄千代田線からの直通列車で見られます。
8000形4両固定編成・6両固定編成は9編成ずつが残り、西武鉄道への『サステナ車両』としての譲渡も始まっています。8252Fは果たして譲渡されるのでしょうか。
撮影中も時々雨が強まり、私はこのイベントのためにポンチョを着用して撮影に挑んでいましたが、湿気が多く蒸し暑かったです。この写真からでも雨粒が見えるのがお分かりいただけるかと思います。何度か雨に降られながらも撮影に挑みました。
この8051Fに掲出されているヘッドマークは『味覚号』。デザインはとてもシンプルです。それでも通勤形最古参への掲出なのでなかなか似合いますね。通勤形撮影会の時はヘッドマークがなかったため、ある意味新鮮ではあります。
この8252Fに掲出されているヘッドマークは『猪鍋号』。イノシシのイラストが入ったものとなっています。8000形リニューアル車とヘッドマークの組み合わせはなかなか見られません。
せっかくなので『猪鍋号』の方は種別行先案内表示を撮りました。私自身もこの種別行先に乗る機会が少ない(快速急行で十分な方である)ので、いい記録になりました。
今回の2つのリバイバルヘッドマーク。8000形自体の撮影に時間を要したことや悪天候の中での撮影とあって『味覚号』と『猪鍋号』のヘッドマークを取り損ねそうになりましたが、なんとか無事にゲット。
今度はヘッドマークと種別行先を交換して撮影となります。8051Fが『猪鍋号』、8252Fが『味覚号』となりました。種別行先表示は交換時以外は変更されずそのままとなりました。また天候は徐々に回復し、雨が止んでくるようになりました。

2編成あると様々なスタイルで撮れるので、これはこれでありかもしれません。イベント終了後に再編されるのでしょうか。
種別行先が交換されたからか、8252Fはヘッドマークがある以外は普段と変わらないスタイルになりますね。8051Fが表示する機会が多くない『伊勢原』表示のためか、あくまで私の勝手な想像ですが、両者を組んで走らせたときに途中の伊勢原で切り離し…なんて出来ちゃいそう…。
ヘッドマークや種別行先が逆転したパターン、なかなかよかったです。

最後は最初と同じ状態に戻したうえで、至近からも撮影しましたが、今回は省略させていただきます。8000形は2代目5000形の新製投入で置き換えが進み、数を減らしています。一部の6両固定編成は西武鉄道国分寺線向けに譲渡(と甲種輸送の実施)が2025年度にも予定されていますが、まだどの編成になるかは想像がつきません。撮影は以上です。写真は先にも述べましたが、厳選したものでご容赦ください。

今回このようなイベントを開催してくださった小田急電鉄および小田急トラベルの関係者の皆様に感謝申し上げます。

2024年9月21日

【約8年ぶり訪問】東京モノレール羽田空港線での約8年ぶりの撮影で復刻塗装車両に出会う

2024年9月21日は東急電鉄池上線を撮影した後、東日本旅客鉄道子会社の東京モノレールへ。訪問は実に2016年以来で約8年ぶりです。今回は京浜急行電鉄バスを利用して流通センター(MO-04)にやって来ました。
10000形10081F。土曜休日13運用。現時点でこの形式のラストナンバーです。増備のペースが滞っているからか、1000形もまだ半分残っています。2021年までは浜松町(MO-01)~流通センター間で各駅停車となる区間快速が多くありましたが、現行ダイヤでは数えられる程度に減少し、普通列車または空港快速のみとなっています。
1000形1079F。土曜休日15運用。その注目の1000形が空港快速で来ました。この塗装で残っている編成がいるとは。なお基本的には普通列車と空港快速の交互でやって来ます(隣の昭和島(MO-05)で普通列車が空港快速を通過待避するため、普通列車が流通センターを出てから数分で空港快速が通過する)。
2000形2041F。土曜休日21運用。2000形は唯一この編成だけでした。4編成(24両)と少数派なので全編成がこの塗装になっています。塗装変更前の姿が懐かしいですね。
10000形10041F。土曜休日17運用。モノレール開業当初(500形)の塗装を復刻した10000形を見ることができました。このような塗装は1000形1019Fが同形式で最初に廃車除籍処分となって以降、約10年ぶりでしょうか。しかも驚きなのは貫通扉と側面部の旧ロゴマークが復刻されていたり、車番のフォントが1000形1019Fとほぼ同じものに変更されているところです。
10000形10011F。土曜休日03運用。久しぶりの10000形トップナンバー。この形式が増備でモノレールの主役になるかと思いきや、1000形とまだ同数なのが信じられません…。1000形1037F。土曜休日11運用。1000形が現役で残っている編成には長方形でパッとビジョンタイプの車内LCD式旅客案内表示器が設置されていたり、8編成のうち3編成(1043F1061F1091F)が2000形と同じ塗装に変更されていたりします。
10000形10061F。土曜休日09運用。10000形は2021年を最後に導入されておらず、2022年に1000形1031Fが廃車除籍処分となって以来、動きが見られませんね。
1000形1085F。土曜休日23運用。1000形の就役当初の復刻塗装、いまだに現役なのが嬉しいですね。なお500形復刻塗装の1049Fは昭和島車両基地で休んでいました。他の1000形の記録も必要になってくるかもしれませんね。
10000形10021F。土曜休日05運用。モノレール開業60周年とプラレール65周年がコラボした編成に出会いました。今月末までだったので見られてラッキー。ヘッドマークのデザインはクハ10021(新幹線3車種)とクハ10026(プラキッズ)で異なるようです。
1000形1091F。土曜休日19運用。1000形の3代目塗装はこの編成だけだったようで、復刻塗装は1085Fだけ、あとは2代目塗装でした。これはこれでいい記録だなぁ。
10000形10031F。土曜休日07運用。なんと『サンリオ』のリトルツインスターズである『キキ』(弟)と『ララ』(姉)とコラボしたラッピング車両に出会いました。なお側面部のラッピングの中には東京モノレールのキャラクターが紛れています。探してみるのも面白いかも。

これで運用が一巡しましたので、撮影を切り上げ、天空橋(MO-07)経由で帰路につきました。それでも約8年ぶりの東京モノレール、いろいろな編成が楽しめました。