2024年7月11日

【疎開から復帰せず】東日本旅客鉄道E217系都クラY-27編成が長野総合車両センターに配給輸送される

2024年7月10日、東日本旅客鉄道鎌倉車両センター所属のE217系都クラY-27編成(クハE217-27以下11両)が新潟車両センター所属のEF64形1032号機に牽引され所属先から南武線経由で長野総合車両センターへ配給輸送されました。廃車解体処分のためと思われます。
▲EF64形1032号機に導かれて旅立ったE217系都クラY-27編成

今回の配給輸送については夜間帯ではなく日中時間帯に運転されました。基本編成または付属編成2本の廃車の場合は長野総合車両センターへの配給輸送、付属編成単独の廃車の場合は東京総合車両センターへの自走回送(ドアステッカー類の撤去)で行われていますが、ここ最近は長野総合車両センターでの配給輸送がほとんどになっていますね。今回配給輸送された編成は1997年度に登場した5次車であり、約27年間の活躍でした。同編成は他車両センターへの疎開から戻ったあとドアステッカー類の撤去を行い旅立ったものと思われます。E235系1000番台の基本編成が40編成を突破したことで、E235系1000番台の製造も基本編成はあと11編成、付属編成はあと9編成になるでしょうか。