2024年7月20日と21日、東日本旅客鉄道国府津車両センターで同所属のE231系1000番台・E233系3000番台に挟まれる形で鎌倉車両センター所属のE217系都クラY-102編成のクハE217-2002に湘南色を再現して並べた撮影会が行われました。都クラY-102編成は2回転属を経験しており、実際に東海道線で運用経験があります。
▲E217系で東海道線での運用経験がある都クラY-102編成が国府津車両センターに凱旋だ。2006年と2012年に都クラY-2編成(廃車済み)とともに国府津車両センターに転属し東海道線で運用されていた。2008年に制御装置更新工事施工で鎌倉車両センターに一旦復帰するが、2012年に再度転属していた。旅客用扉には東海道線時代のドアステッカーが残されている。
▲東海道線で実際に運用されていたE217系都クラY-102編成(元横コツF-52編成)。同編成に都クラY-2編成(元横コツF-02編成)からサハE217-2を14号車として組み込み組成されていた。なお2006年・2012年に転属を経験し、制御装置の更新や東海道線の車種統一による鎌倉車両センターへの復帰もあり、サハE217-2の組み換えは4回行われていた。
▲国府津車両センターで展示されたE231系1000番台・E233系3000番台はいずれも2番目の付属編成で揃えられ、前者は都コツS-02編成、後者は都コツE-52編成が使用された。なお都コツS-02編成は前照灯がLEDのため、HIDに戻されたほか、かつて存在した『通勤快速』『快速アクティー』、深夜にしか見られない『普通 東京(JT-01)』などを表示した。
これは国府津車両センターで『東海道線E217系里帰りイベント 湘南色の3車種並べて写真撮影会』に際して、実際に東海道線で運用経験のある都クラY-102編成を7月18日に国府津車両センターに回送し、湘南色の帯を巻き、当時の編成番号『F-52』を再現し、新製投入時から上野東京ライン・湘南新宿ラインで活躍するE231系1000番台およびE233系3000番台とともに並べたものです。東海道線時代の都クラY-102編成は既存の4両に都クラY-2編成(元横コツF-02編成)からサハE217-2を組み込んだ横コツF-52編成として運用され、2006年3月から2008年までと2012年から2015年までに上野東京ライン開業前の東海道線東京(JT-01)~熱海(JT-21)間のみに限定して運用され(湘南色での伊東線への入線はなかった)、当時はE233系3000番台の初期編成2本と共通運用でしたね。