2021年1月15日

【一部区間運休あり】相模鉄道、現行ダイヤ減便や行先短縮による終電繰り上げ実施へ

2021年1月13日、新型コロナウィルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言による国土交通省などの要請を受け、各鉄道会社が現行ダイヤの減便や行先短縮による終電繰り上げを発表しました。なお2021年3月に一斉に実施するダイヤ改正とは異なる繰り上げであり、ここでは相模鉄道について記述します。
▲相模鉄道の一部運休となる対象に土曜休日の12000系の固定運用が含まれている。

現行ダイヤでの減便及び区間運休となる対象列車は平日の本線下りのかしわ台(SO-17)行き6079レ(平日44運用)、その列車と接続する7711レ(平日62運用)、7711レの直前の7706レ(平日62運用)のいずみ野線完結列車1往復(これらの列車は全区間運休)、本線上りの海老名(SO-18)発の横浜(SO-01)行き6080レ(平日44運用、6080レのみ二俣川(SO-10)→横浜間で区間運休)、土曜休日の本線上り横浜行き6060レ(土曜休日73運用、12000系での固定運用、二俣川→横浜間で区間運休)、いずみ野線上り最終の二俣川行き7710レ(土曜休日55運用、全区間運休)となります。本線上り列車は二俣川以東で区間運休ですが、それ以外は全区間運休となります。

この時の運用行路を確認すると、平日は44運用の6080レとその折り返しとなる6079レ、62運用の7706レとその折り返しの7711レが区間運休または全区間運休となる列車の対象であることから、44運用は6080レスジの二俣川行きで運用されたのち、折り返しはかしわ台車両センターまでの臨時回送になるものと思われます。一方の62運用は6879レの折り返しのいずみ野線完結列車1往復(7706レ7711レ)が運休対象であるため、6879レが湘南台(SO-37)に到着したあと、回送させずにこのままホームで夜間滞泊の形で留置になるものと思われます。これは6879レのあとのいずみ野線内完結列車の1往復を削減しても、最終的に湘南台で運用終了となるためです。土曜休日は73運用の6060レのあと、横浜まで6060レと同じスジで臨時回送のうえで入庫するものと思われます。これはその翌日が74運用に繋がる可能性が高いうえに、その運用が横浜から始まっているためです。一方の55運用は運用上のつながりを考慮すると、56運用のスタートが横浜であるため、湘南台から横浜まで臨時回送となりそうでしょうか。