2021年1月23日の1507レ(藤0712←大0649・土曜休日E71運用)より、小田急電鉄1000形1096F(元1052F+元1252F・10両固定編成)に昨年延期となった東京オリンピック・パラリンピックのラッピングを施されて運用されています。
▲東京オリンピック・パラリンピックのラッピングを施された1000形1096F。前面部には市松模様のロゴマークがヘッドマークとして掲出されている。なお新型コロナウィルスの感染状況を鑑みてかラッピングは前面部・側面帯の下部のみに施工されていてやや寂しげな気もするが…。
東京オリンピック・パラリンピックのラッピング電車は小田急電鉄では珍しいことです。また1000形リニューアル車で10両固定編成に大規模改造された編成にラッピングされるのは初めてのことと思われます。前面部には応募で決定した市松模様のロゴマークがヘッドマークとして掲出されており、新型コロナウィルスの感染状況を考慮してか、ラッピングの規模は小さめで前面部・側面帯の下部に施工されているのみとなっています。そのラッピングは白いため車番など一部を除くと前面下部だけ切り取って見ると一瞬8000形と間違えてしまいそうな雰囲気に見えます。ちなみに側面部は1号車のクハ1496から5号車のデハ1246まではピンクの『ソメイティ』、6号車のサハ1296から10号車のクハ1096まではブルーの『ミライトワ』がそれぞれ描かれているものと思われ、『ソメイティ』『ミライトワ』が東京大会で実施される競技をしている様子がラッピングされています。海側側面部と山側側面部でもデザインが異なっているようです。いつまでこのラッピングが続くのかは分かりませんが、いつか見られることを願っています。すれ違ったりしたときはラッピング部分が見えにくいため分かりづらいかもしれませんね。
【東京オリンピック・パラリンピックラッピング電車の1096Fの運用】
23日…土曜休日E71運用 24日…土曜休日E72運用 25日…平日E??運用