2021年1月21日

【廃車2編成目】相模鉄道8000系8704F(制御装置未更新編成)が廃車除籍処分に

2021年1月19日、相模鉄道8000系8704F(制御装置未更新編成)が廃車除籍処分となり、所属していたかしわ台車両センターから陸送されました。8000系の廃車除籍処分は8702Fに続いて2編成目(同形式全体では3編成目)となります。
▲1月14日の3002レ1035レ(平日59運用)で運用を離脱、廃車除籍となった。種別行先案内表示器のフルカラーLED化やスタンションポールや袖仕切り板の設置などが行われていたが、制御装置は日立製作所製のGTO素子のままだった。

最終運用は14日の平日59運用でした。同編成は1992年に日立製作所笠戸事業所で製造された2次車であり、列車番号表示器が7セグメントマグサインタイプとなり、9000系(現在は9701Fの廃車除籍処分で消滅)にも採用されていました。現行の2代目塗装となったのは2012年で同形式全体では6番目でした。なお廃車除籍となった8704Fの座席モケットは今後3代目塗装へと変更されるものと思われる8710Fに活用されています。そのため廃車陸送の際には座席がない状態での陸送になったものと思われます。残る8000系は9編成(90両)となり、10編成を切りました。制御装置未更新で残る8701F・8703F・8705F・8706Fの4編成(40両)の動向が注目されます。